連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
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これはメロンの赤ちゃん。小メロン、メロン子、すぐりメロンと呼ばれています。メロンを大きくする為に、摘果したものです。
今日は、小メロンの楽しみ方をたくさんご紹介したいと思います。
小メロンを使った美味しいレシピ 5つ
①小メロンのナムル
小メロンは小さければ小さいほど、産毛が生えています。面白いですね〜。
基本的に小メロンは皮のままでも美味しく頂けます。産毛を洗い流してから使いましょう。
薄くスライスし塩揉みして、にんにくのすりおろしを混ぜた胡麻油で和えます。器に盛り付け、胡麻をパラパラと。
②小メロンの浅漬け
天地を切り、縦に4等分にします。
昆布を火で炙り、キッチンバサミで細切りにしたもの、生姜の千切り、鷹の爪、出汁、薄口醤油、米酢で漬けました。
③小メロンのお味噌汁
薄切りにした小メロンと溶き卵のお味噌汁です。歯応えが残るくらい、短い茹で時間でさっと火を通しましょう。ほんの少し辛子を溶くのもおすすめです。
④小メロンの肉詰め
少し大きめの小メロンを縦半分に切り、スプーンで種と実をくり抜きます。底になる部分を薄く切り、座り良くします。お湯で5分ほど下茹でし、粗熱をとってから肉ダネを詰めていきます。
チーズを振りかけて、180度のオーブンで15分ほど焼きました。大きさによって調整して下さい。
⑤生ハム小メロン
そして王道の…生ハムメロンを小メロンで。こちらは上記の小メロンの器の中身を使いました。オリーブオイルとレモン汁で軽くマリネしています。果物×生ハムは女子受け抜群ですが、我が家の男子はあまり好んで食べません。でも小メロンだと「これはいい!」と唸っていましたよ。笑。
肉詰めを作らない場合でも、皮を剥いて切るより、スプーンで削り取る方が、マリネ液が絡みやすくなります。その時に残った皮はきんぴらにして、余す事なく頂きましょう。
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切り方を変えたり、煮たり焼いたり…癖がなくとても使いやすい食材です。甘く大きなメロンを作る為に間引かれた小メロンも、美味しく食べたいですね。 見つけたら是非、手に取ってみてくださいね。
今日もご覧頂き、ありがとうございました。
連載:季節の手仕事
幼い頃から祖母の作る料理が大好きで見よう見真似で中学生の頃からお弁当作りを始める。結婚し専業主婦となりママ友から料理を教えて欲しいと言われることが多くなり2013年10月より都内自宅にてセミプライベートな料理教室を始める。(2018年12月まで。ただいまお休み中)