春の三角包み〜paquet monté〜

2024.04.20
川上 琴美

連載:おやつのじかん
"記憶に残るお母さんのおやつ”。料理教室での経験や、子育てをされる中でのおやつ作りのアイデアやレシピなどをお届けします。

麗かな春の陽気が心地よい今日この頃。

我が家の息子たちはこの春から小学5年生と2年生になり、時の流れの速さを改めて痛感しているところです。

新学期のソワソワした気持ちも少しずつ落ち着きを取り戻し、
忙しくてできていなかったお花見をしようと、先日プチピクニックへ行ってきました。


ぎりぎり間に合った満開の桜。
日本の桜は本当に綺麗で癒されますね。
毎年満開の桜を見ると、ここからまた一年頑張ろうという気持ちになります。

そんな思わず外にでたくなる気持ちの良い季節にぴったりなのが、可愛い三角包みのパケモンテです。


パケモンテは、フランスのパティスリーなどで伝わるピラミッド型に包む簡易的なラッピング方法のこと。
今ではフランスでもあまり見かられなくなってきているようですが、
見た目の可愛さと紙で包めるエコなところが気に入っており、私はよくこの包み方を日頃から使っています。

パンやお菓子を持ち歩くのに紙袋も不要でちょうどいいんです。

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《ラッピングのアイデア》 / 瓶を包む植物を添えて包むハンカチで包む


\パンやお菓子の持ち歩きに/かわいい三角包み“パケモンテ”


《用意するもの》

・厚紙(15cm角)
・包装紙(420×594mmのA2サイズ)
・リボン

※お菓子の包みによく使われるグラシン紙はサイズが小さいものが多いため、透け感や紙の厚さや大きさなどを踏まえ、ハトロン紙が扱いやすいと感じています。
※サイズは包みたいものによって変えてみてください。

《作り方》


①包装紙を縦長になるように広げ、中心に包みたいものを台紙にのせて置きます。

②包装紙の上下を持ち上げ、中心をつまむ。

③中心はつまんだまま、片側を台紙の端に沿って折り込む。

④飛び出している余りの部分は底に折り込む。都度中心はずれないようにつまんだまま折り込みます。

⑤反対側も同様に折る。

⑥中心をつまんでいた部分にリボンをかけて結ぶ。

⑦リボンを側面から底にとおしてぐるりと一周させ、再度つまみの部分で結ぶ。

⑧持ち手になる部分を結び合わせたら完成です。

 

 

 

リボンをほどいて包み紙を開けば、そのままお皿がわりとして使えるのもいいところ。

『ちょっとお菓子のお裾分け』なんて時にもぴったりです。


この日のおやつのじかんはちぎりチョコパンをお供に芝生の上でのんびりと。

デジタルデトックスにもなり良き時間を過ごせました。

桜もあっという間に見頃を終えてしまいましたが、
ここからまた移りゆく四季折々の風景を愛でるのも一年の楽しみです。

 

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