辿り着いた茶弁

2023.11.10
あさこ

新連載:日本人で良かった弁当〜愛すべき飾らない茶弁〜
本日11月10日(金)より、金曜隔週で新連載スタート♪
食べることだけでなく作る工程も楽しんでいるクラシライター:あさこさんより、飾らないシンプルなごはんのことをお届けします。

お弁当を作り続けて何年になるやろ?

子供の頃から料理は好きやったから自然と手は動いて作れば作るほど楽しくなった。

ホンマに?ってビックリされるかもしれないけどSNSで可愛い綺麗なお弁当がブームになった時は色鮮やかな野菜を使ったり可愛くデコったり色々研究して早起きもして…紫キャベツやラディッシュが見当たらず何度スーパーのはしごをしたことか!

若い頃はバッチリ化粧やったけど歳を重ねるごとにナチュラルメイクにって変わってく心境と似てるかも(笑)

今思えばすごい気力と集中力!

 

でも当時は飾る事に夢中で楽しかったから決して無駄な時間やないし今のお弁当スタイルに辿り着く大切な通り道やったと思ってます。

でもいつからか

お弁当箱を開けた時の華やかさよりも

食べて心から美味しいと思えるおかず

に気付き、そんなおかずたちが集まれば必然と茶色の世界になって、それもまた最高の眺めなんやとしみじみ。

 

今回はそんな茶弁だからこそキラキラと黄色(ん?これも茶色系の色か?)が一際存在感を放つ甘い卵焼きのご紹介。

普段のだし巻き卵とはひと味違ってどこか懐かしく安心する一品なので是非。 

 

 


【甘い卵焼き】

・卵…3個

・出汁…大さじ5

・醬油…小さじ1

・塩…ひとつまみ

・砂糖…大さじ1.1/2~大さじ2

※出汁は水大さじ5とだしの素小さじ1でも

 

喋ることは得意やけど文章にするは苦手な方やから、構えた言葉遣いや流れるような綺麗な文章は書けないけど皆さんの気持ちに近いコラムになれば…と私にとっても新しい挑戦です。

季節を感じながら時には時間をかけてたまには手を抜いて「茶色くたってええやん!」って背伸びしないお弁当を飾らずお届けしていきたいと思いますのでお暇なときにでもひょんっとお立ち寄りいただけたらめっちゃ嬉しいです。

さて11月・12月のクラシコサエルの合言葉は #ぬくもりを包む日

気持ちを込めて作ったお弁当を包んだり…

「もの」に限らずぬくもりのある「気持ち」を包んで誰かに伝えてみるときっとお互いポカポカですよ♪

 

 



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