旬の食材:きのこ

2023.10.04
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

秋の深まりをようやく感じられるようになりました!ちゃんと今年も秋が来てくれて良かった〜とほっとしますね。それと同時に忍び寄ってくるインフルエンザの気配。猛暑の疲れを癒し、冬に向けて体調を整えましょう。

今回は、免疫力を高める食材の代表的な存在“きのこ”の調理例をご紹介したいと思います。

(サムネイルの写真は、右から時計回りで、花弁茸、大黒本しめじ、霜降り平茸です。)


大黒本しめじの肉巻き


大黒本しめじは、大黒さんのようなシルエットが名前の由来だそうです。根元にだけ包丁を入れて、4等分に割き、豚肩ロースの薄切り肉を巻きました。甘辛いタレをしっかりと絡めています。瑞々しく歯応えのある大黒本しめじに、お肉を巻くことで、食べ応えのある一品に。


花弁茸の卵スープ


花弁茸はその名の通り、可愛らしい花びらのような形をしたきのこです。見た目からは淡白なお味を想像してしまいますが、上品なお出汁がしっかりと出るので汁物におすすめです。食感はコリコリしています。食感の違いを楽しむために、ふわっとかき卵を加え、中華風に仕上げました。


霜降り平茸と秋鮭の包み焼き


こちらは、包みを開けた時の平茸とバターの芳醇な香りをお届けできないのが残念です〜。
軽く塩胡椒のみにして、頂く時にお醤油を少し足すこともあれば、ハーブやスパイスを加えてアレンジすることも。和食にも洋食にもなりますね。シンプルな味付けでも、旨みがぎゅっと詰まった包み焼きは、毎日でも食べ飽きないものです。

私は包み焼きの時にクッキングペーパーを使います。アルミホイルで作るよりも失敗しにくく、そのまま器にのせても絵になりますよね。

簡単に3種類のきのこの調理法をご紹介しました。旨味や食感の違うきのこを、それぞれの持ち味を活かした調理法で楽しみましょう。


写真のきのこは食用ではありませんが、自然の中でその可愛らしいシルエットを見つけると、先を急いでいても、足を止めて写真に納めたくなります。
身近なところでも、小さい秋を見つける心の余裕を持ちたいですね♪
今日もご覧頂きありがとうございました。



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