[28]吉祥寺で70年。小ざさの最中
連載:週末手土産会議
クラシコサエル編集長:的場シオリが、季節の生菓子、無添加のおいしいもの、厳選した逸品をご紹介します。
8月9月と2ヶ月間のバトン企画【素敵なあの人の暮らしをコサエル台所】
絶賛編集中にあるいま、50名のバトンメンバーさんの暮らしを見てきて、暮らしを楽しんでおられる方が生み出す言葉が好きだなぁと思います。
表に出ている部分はほんの一部なのでしょう。でもその一部は嘘偽りなくいつもの暮らしの一部で。
Instagramの世界によるここ数年の虚構と囁かれるずっと前から、当たり前にある台所と、そこで拵える暮らしを知ることができました。
まさにクラシコサエル。引き続きどうぞお楽しみに^ ^
今回は、以前、暮らしかたやお人柄が素敵な女性からこちらの最中をいただき、まさにその方を投影したかのような、上品でこだわりの詰まった美味しい逸品に感動したので、ご紹介。
羊羹で有名な吉祥寺小ざさ。お店は1坪ほどで70年もの間地元内外の人に愛される名店です。
小ざさの最中は、サクッとした皮の香ばしさと職人技のスッキリとした甘さの粒あんと、白あん。
みずみずしいというお店の言葉をお借りして、まさに素材の良さを引き出した逸品。
和菓子といえば豆大福だった私。最中の魅力を知ってしまって、美味しさにハマってしまった初夏でした。
ちなみにこの可愛い形、中国のキノコから来ているそうです。それを知るとまた他の最中の形の意味も知りたくなりますね。
小ざさの最中を目当てに、吉祥寺の街に遊びに行くのもいいかもしれません。
週末の手土産にいかがでしょうか?
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
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