夏のテーブルに涼を呼ぶ小物を
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
夏も本番。
梅雨明け後の10日間は
一年で最も暑さが厳しくなる頃です。
自宅で過ごす時間も多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめしたいのが
清涼感やリゾート気分を感じるテーブル作り。
今回はそんなテーブル作りについて少し触れたいと思います。
まずはこちら。
白、ベージュ、ピーコックブルーを使って
ある国の島をイメージしたテーブルに仕上げました。
青い海、断崖に続く真っ白な壁とそれに映えるブルードーム…
エーゲ海に浮かぶ美しい島
サントリーニ島です♪
魚介類やフェタチーズ
オリーブオイル、季節の果物を使って
ギリシャ料理を作りました。
ところで、テーブルに転がっている巻貝の名前をご存知ですか?
実はこれ、食用のつぶ貝なんです。
魚屋さんに並んだそれとは色味が違うので
驚かれるのですが
過去に食べたものの副産物です。
くるっと捻りながら…
最後まで千切れずに身を取り出せるかな⁉︎
会話も弾みます。
美味しく頂いた後に丁寧に洗い
煮沸消毒をし、漂白しています。
肝まで取り出せなかった貝は、臭いの原因にもなりますので
注意してくださいね。
最初は白い絵の具を塗るつもりでしたが
漂白すると、いい具合に色が抜けました。
インテリアショップや雑貨屋さんで
輸入ものの美しい貝殻もたくさん売っていますが
こんな風に工夫してみるのも楽しいですよ。
こちらはエスニック料理を作った時のテーブルです。
黄色味がかったSghrガラスの器と
テーブルランナーの色味を合わせています。
このテーブルランナーは椰子の葉模様でしょうか。
リメイク用に売っていた帯で作りました。
その時に残ったハギレでクッションカバーも。
いかがですか?目からも涼を感じ
より気分よく、心地よく暮らすために
アップデートを重ねていきたいなと思っています。
どなたかの暮らしを彩るヒントになれば嬉しいです。