ふたを開けたらアジアへトリップ!ガパオライス弁当

2023.07.24
tome

連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。

暑い暑いあつーーーい!!!
みなさん夏バテしていませんか?
疲れたら早めに休んで、無理せず夏を楽しみましょうね^^

さて、このところ私はアジア料理を食べたくて食べたくて。
毎年、アジア料理を欲する瞬間に #そうして夏がやってきた と感じます!

海外の調味料を集めるのが大好きなのですが、アジアのものは特に味がしっかりしているので少量しか使わずに余ってしまうことも。
そこで今回は、調味料の活用方法をご紹介いたします。

まずは定番から。


お野菜と鶏肉、グリーンカレーペーストを炒めて、ココナッツミルクとナンプラーで煮込むとグリーンカレーに。
ココナッツミルクは一度分離させて使うと旨味がすごい!
レモングラスは生のものがあれば断然香りが良いです!


ごはんもはちろんですが、グリーンカレーを冷やしてお素麺といただいてもおいしいですよ^^

 


これだけでアジアを旅している気分になるスイートチリソースや、チリインオイル。

 


生春巻きの皮でひき肉とみじん切りにしたえび、玉ねぎ、バジルをチリインオイルで味付け、包み揚げたベトナムの揚げ春巻き「ネムザン」。
お箸が止まらず、ビールが進みます(笑)

そして、お弁当にピッタリなのがガパオライス。

【ガパオライスとグリーンカレーの豚串弁当】 


 

●ガパオライス(2人分)

・にんにく(みじん切り)1片
・輪切り唐辛子小さじ1
・赤パプリカ(1cm角切り)1/4個分
・バジル(茎はみじん切り、葉は洗ってちぎる)8~10枚
・鶏ひき肉 80g
・きび砂糖大さじ1
・ナンプラー大さじ1
・サラダ油 小さじ1



1.フライパンにサラダ油を熱し、輪切り唐辛子・にんにくを加え香りが出るまで弱火で加熱する。バジルの茎・鶏ひき肉を加えて加熱し、赤パプリカを加えてさっと炒める。

2.きび砂糖・ナンプラーを加えて汁気が半分になったらバジルの葉をちぎって加える。

連載 お弁当の基本のキでもお伝えしましたが、水分(水蒸気含む)が食中毒の一因。
※ごはん、ガパオともにしっかりと冷まして、汁気を切ってから詰めましょう
※目玉焼きも両面焼きで!

ガパオはタイ語で「バジル炒め」という意味ですが、大葉で作っても◎

 

そして、調味料が半端に残った時に作るのがこちら。

 

 

●グリーンカレーの豚串(2個×5本分)

・豚小間切れ肉 240g
・グリーンカレーペースト 小さじ1
・酒 小さじ1
・米粉 小さじ2
・サラダ油 大さじ1
・ライム 1/8個



1.ビニール袋に米粉以外の材料をすべて入れ、よくもむ。10個のボール状に丸めて米粉をつける。
フライパンにサラダ油を熱し、転がしながら焼く。

2.粗熱をとり、竹串にさし、ライムをしぼっていただく。

鶏肉に変えて、から揚げにしてもおいしいです^^

 


ハーブミックス。バジルや大葉、ミントなどはすべてまとめて濡らしたガーゼに包んで保存しています。
食感がよいまま長持ちしますよ。

東南アジアは暑い時期が長く、屋台文化なので短時間でできるお料理の工夫がたくさんあります。
この夏はぜひ、色々なアジア料理を楽しんでみてください^^

 

【今日の旬食材】

バジル:古代ギリシャでは、その薬効の強さから「王様の薬草」と呼ばれていました。
抗酸化作用が強く、老化を防ぐビタミンEが豊富で、食欲増進や胃を健康に保つ働きも期待できます。
アツアツの料理にのせるとすぐに真っ黒になってしまったり、乾燥にも水気にも弱いので、早めに使いましょう。
黒くなってきたら低温のオーブンで乾燥させてドライバジルにすると年中楽しめます。
また、川上琴美さんのバジルペーストがおいしい!
私も作りました^^

 



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