手作りするお茶パック

更新日:2025.05.23 | 公開日:2023.07.02
真鍋 百萌

連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。

気づけば、小さな庭では5月にプランターに蒔いた藍の若葉が、ぐんと大きく育ちました。
水と太陽の光が大好きな草です。
来月には藍の生葉染めができるかなぁと楽しみにしています。

7月は、夏の台所での、エコアイディアをご紹介します。

暑くなると、冷蔵庫に冷たいお茶を常備しておく方も多いのではと思います。
冷たいものの取り過ぎは良くないですが、私は、冷やしたレモングラスやミントのハーブティー、すっきりしたいときは緑茶を、朝一番に一杯、これでシャキッと気分を上げています。
子ども達にはほうじ茶や麦茶を作ります。

最近は布で手作りしたお茶パックに、好みの茶葉を入れて、直接水の入ったピッチャーにポトンと入れて、冷蔵庫へ。
水出しで3時間ほどで、すっきり香り高い冷たいお茶のできあがりです。

不織布のお茶パックは、マイクロプラスティックという微粒子のプラスティックが溶け出すことが心配されていますが、綿で手作りすれば、安心ですし繰り返し使えてゴミも出ません。

あわせて読みたい

茶葉を入れて、くるっと糸を巻いて留めると、不思議と茶葉が出てしまうこともなく、なんともかわいい形。
使い終わったら、裏返して中身を捨てて、さっと洗ってシンク上に干しておけば、すぐに乾きます。

10分ほどで簡単に縫えるので、ぜひお試しあれ。


【作り方】エコなお茶パック|繰り返し使える&脱プラスティック

材料(サイズ約9cm×9cm)

・綿や麻など天然素材の薄手の布・・・20cm×12cm(お好きなサイズでどうぞ)
・天然素材の紐(手縫い糸やたこ糸でも)

道具

・ミシン(手縫いでも)
・アイロン

作り方

1,布の両端を上から3cmほどを、アイロンで5mmの三つ折りにして縫います。

2,上部をアイロンで三つ折りにして縫います。

3,布を二つ折りにして、青線で縫います。

4,ひっくり返して、3の縫い目より内側を縫います。

5,くくり紐を縫い付けて出来上がりです。


何枚か作っておいて、出汁を取ったり、ハーブを入れてお風呂に浮かべたり、いろんな使い方ができます。
使っているうちに、茶色く染まっていくのも、また愉しい。
市販のティーバックに入ったお茶を買うことも無くなって、すっきりと心地よいです。

7月の読みもの

7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、8月の準備などの記事をお楽しみください♪

≪ 6月一覧8月 ≫



\ RECOMMEND COLLECTION /

おすすめ商品