雛祭りのテーブルコーディネート

2023.03.01
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

いつものお家ごはんも

しつらえれば素敵な食卓に。

今回のテーマは雛祭り


普段使い出来る器で

雛祭りのテーブルを演出するヒントを

お伝え出来ればと思います。


***


雛祭りのテーブルには

朱塗りの漆器や菱形の器

お雛様の絵柄のものを使いたくなりますが

特別なものを持っていなくても

十分にテーマに寄せることが出来ます。


その時期にしか使うことの出来ないアイテムは

収納を考えると増やせないし…


雛祭りの場合は

「貝合せ」をイメージする

貝の形のお皿や箸置きがあると良いでしょう。

雛祭り以外にも

お正月などハレの日にも

使うことが出来るので

重宝します。


今年食べた蛤の殻を

来年用に取っておくのも良いですね。


ちなみにこちらの貝の形のお皿は
母の付き添いで立ち寄った茶道具店で

出会ったもの。




素敵な懐紙を1枚敷くだけでも

特別感が増します。

春らしい絵が描かれたものや

金のラインが入っているものを選ぶと

華やかになりますね。


和菓子屋さんの籠や

頂き物の素麺の木箱も

使い方次第で

素敵なテーブルを演出できると思っています。



いつものティーキャンドルも

なんだかぼんぼりに見えてくるから不思議。


輪花の器は一年を通して使えますが

雛祭りのテーブルでは

よいアクセントになりました。


 

【献立】

  • 海老とそら豆の味噌漬け
  • ちらし寿司

(鯛、鮪、鰤、鯵、サーモン、帆立、赤海老)

  • 菜の花の辛子醤油和え
  • 浅葱の天ぷら
  • 鶏団子と蕨の煮物 銀あん仕上げ
  • 蛤のお吸い物
  • 手作り桜餅



 

今日を“ちょっと特別な日”にしてくれる

テーブルウェアの組み合わせや

セッティングを

自由に楽しんでみましょう♪





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