玄米ごはんのすゝめ

2023.02.06
tome

連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。

節分も終わり、暦の上では春ですが、、
まだまだ寒いですね。
先日お花屋さんで桜を見つけたので、
お部屋の中で小さな春を楽しんでいます^^
さて、今日は玄米のお話。
2月は’’逃げる’’と言ったもので、
お忙しい方も多いのではないでしょうか。
私も今月は繁忙期で、ゆっくりお弁当を食べられる日が
限られてきそうです・・
そんな時に効率よく体を守ってくれるのが玄米。
野菜を取れない日も、
主食を玄米にすると食物繊維が取れます。
さらに疲労回復ビタミンと呼ばれるビタミンB1が
白米の5倍、美肌を作るビタミンEはなんと12倍!
生活習慣病の予防や腸活にもなる、
まさにスーパーフード。
でも玄米って、ぼそぼそしてるし・・
家族が食べないし・・
健康に良いとわかっていても扱いにくい食材ですよね。
そこで炒飯がおすすめ!
我が家でもお茶碗で出すと人気がないですが
玄米炒飯にすると食いつきが違います(笑)
白米で作る炒飯は、パラパラに仕上げるには
いくつかポイントがあるのですが玄米だと
どんなふうに作ってもパラパラになるんです。
梅と葱の玄米炒飯と鶏団子の中華弁当。
この日は、夏に漬けた梅干しが食べ頃を迎えたので、
葱、しらすと一緒に炒めました。
油を少なくしてもおいしく、
冷めてもパラパラしているのでお弁当にピッタリ。
炒飯には好きなものを入れて楽しんでいただきたいので(笑)
玄米の炊き方を記しておきます。
 
おいしい玄米の炊き方
玄米360㏄(2合)水400㏄ 塩一つまみ(玄米特有の香りを抑える)

1.玄米は洗わず(ぬかが出ないため)、たっぷりの水に浸け2時間ほど置く。

2.よく水気を切り、鍋に入れ水400㏄、塩一つまみを加えよく混ぜて、ふたをし中火にかけ沸騰させる。

(沸騰までの時間が8~10分ほど。ここで強火にすると米が硬くなりやすい)

3.沸騰後弱火から中火の間で15分ほど加熱し、火を止めて蒸らす。

 

 

 

お鍋炊きをご紹介しましたが、もちろん炊飯器でも。
たくさん炊いて冷凍しておくと便利です。

心機一転、玄米生活始めてみませんか?
我が家の梅干し。秋と年末年始を越えて味がまろやかになってきました。
 

【今日の旬食材】

葱:抗菌効果を持つアリシンやネギオールが含まれ、体調を崩しやすいこの時期におススメ。

薬膳ではおなかを温めて解毒する効果が期待できます◎

 



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