デュアルライフで叶える庭のある暮らし

2023.02.01
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

すっきりと整った美しい空間で暮らしたい
という願望は子供の頃からあります。
緑を眺めながら というのは大前提で
私が考える「贅沢な暮らし」であり漠然と考えていた「終の住処」でした。

「庭のある暮らし」です。

その考えに対して主人とは結婚当初から価値観が同じであることを嬉しく感じていましたが
結婚23年、いつしか夫婦の考えに至ったことは、
本当に幸せなことだと感じています。

 

実は昨年から
心機一転、二拠点生活を始めています。
平日は東京都内のマンション暮らし
週末は田舎で庭作りに明け暮れています。

 

先ずは何から手をつけたら良いものかひたすら草むしりの日々でした。
雑草の生命力 恐るべし!
どこからともなく伸びている葛の蔓と綱引きをしたと言えばどの程度の庭だったか想像してもらえるでしょうか…。

自然が好きな私も音を上げそうなくらい。

 

そんなある日、近所の方から声をかけてもらい新鮮なお野菜を分けて頂けるようになりました。

料理が好きなことを伝えとびきり喜んでいると畑まで案内してくれました。

都会では絶対にないご近所さんとの交流です。

瑞々しくて立派なブロッコリー。 

荒れた庭木の剪定も自分達で始めました。
剪定後の枝で太めのものは長さを揃えて乾燥させます。
趣味のキャンプで薪として使うため。

細かい枝や枯れ葉を使って落ち葉焚きもしました。
落ち葉焚きなんて小学生の頃以来です。

せっかくだから、さつま芋を焼いてみました。

 

よく洗ったさつま芋を十分に濡らしたキッチンペーパーで包みます。

それをアルミホイルで3重に包んだら焚き火の中に入れて3時間くらい放置します。


ホクホクで甘〜い焼き芋が出来ました♪

 

週末の度に身体がバキバキになるのですが夫婦で身体を動かしてひとつの目標に向かっている感覚はとても心地がよいものです。

 

まだまだ理想の一軒家暮らしには程遠いのですが
目の前のことを少しずつ楽しみながら進もうと思っています。

嬉しいことに庭には大〜きな桜の木があるので、この木の下を整えて
今年の春はここでお花見をすることが目標です。

 

 



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