【わたしの愛用品】雲井窯の御飯鍋

2023.06.08

記念すべきクラシコサエル第1回読みものバトン企画【わたしの愛用品】
いつも季節や行事に合わせて、素敵な記事を書かれているクラシライターさんたちの気になる愛用品とは?

第2走者はクラシライター:早織さんです。



 

日本人の主食 「お米」
皆さんはどれくらいの頻度でご飯を食べていますか。


我が家は毎日ご飯を食べているのですが、
毎日食べるからこそお米は美味しく炊きたい!


美味しいご飯を炊くためにはお米そのものの美味しさはもちろん、研ぎ方、炊き方、炊くお水、炊く道具など色々な要点がありますが、今回は愛用している土鍋をご紹介します。

 





雲井窯の御飯鍋です。


ご存知の方も多いでしょうか。
中川一辺陶氏によって作られ、我が家のものは雪紋というお色の三合炊きです。


出会いは数年前。
土鍋でご飯を炊きたいと思い、長い間ずっと探していたのですが、なかなかこれと思う土鍋に出会えずにいました。
とある百貨店に置いてあるのを見た瞬間、「これだ!」と一目惚れ。見た目から入ったものの、話を伺ってみると期待は高まるばかり。


・ 縦長で内側の底が丸い形状によりしっかり対流し、一般的な土鍋に比べると随分厚いため熱が均一にじっくりと伝わる
・ 中川一辺陶氏自らが門外不出の陶土を調整したものを使うことにより長時間の高温加熱に耐えられる
・ 底まで釉薬がかかっているためひび割れしにくく、最初から強火で炊くことができる


などの理由から美味しく炊けるのだそう。


実際にこの土鍋で炊いたごはんは粒が立ち、ふっくらとした炊き上がりで、味も香りも格別です。味の違いが分からないと言っていた友人が家に遊びにきた時に「このご飯美味しいね!」と喜んでくれたことも。
銘柄問わず美味しく炊き上がり、美味しいお米はさらに美味しくなるので、気付けばたくさんご飯を食べてしまいます。


強火にかけ、沸騰しておねばが出てきたら極弱火にし10分、そのまま蓋を開けずに10分蒸らしてさっと混ぜたら出来上がり。土鍋でご飯を炊くのは面倒と思われているかもしれませんが、案外簡単です。
炊飯器のように保温機能はもちろんありませんが、蓋とお鍋の間に布巾を挟めばおひつとして使うことも出来、美味しさを保てるのだそうです。

 



我が家の食事になくてはならない土鍋。
迎えてから数年経った今もこの土鍋で炊いたご飯に夢中です。
これからも大切に使い続けたいわたしの愛用品です。

 

 

 


【わたしの愛用品】バトン、次はクラシライター:なこさんにたすきをつなぎます。
お楽しみに♪

 



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