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17 件の結果

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    庭のハーブでレターセット作り
    庭のハーブでレターセット作り
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 太陽の日差しが眩しく、若葉が青々として、草木も人も気持ちの良い5月です。私の住む東京都の端、国分寺市は、畑や植木農園がところどころに残っていて、この時期はいっぺんに緑があふれて、空気の香りが変わるのを感じます。住宅街の中の小さな庭も、草のエネルギーでいっぱい。料理にも使え、色々な効能のあるハーブや野草が好きで、いくつか育てています。毎朝子どもたちを送り出したあと、少しの時間水やりや剪定、草取りをしたり、土と草に触ることは、自分にとって必要なリフレッシュ時間でもあります。忙しくても、ちょっとの時間お日様を浴びて庭仕事をすると、植物からエネルギーをもらえて、今日も頑張るぞー!という気持ちになれます。 この時期のフレッシュな庭のハーブやかわいい野草たちを、押し花にして、家庭用プリンターを使ってレターセットにしてみました。 お庭が無くても、きれいな花が無くても、道ばたや公園の小さな草花が、手紙に添えるのにちょうどよいのです。足下に見つけたら、ちょっと摘んで、できるだけきれいに花や葉を開いて、手帳に挟んで持ち帰ってみてください。詳しい作り方をご紹介します。 【作り方】ハーブのレターセット 材料 ・ハーブや野草・・・両手に乗るくらい 厚みの少ないものが、作りやすくきれいにできます・A4画用紙・・・2枚(便せん用、封筒用) 道具 ・押し花機(あれば) なければ重さのある図鑑などと新聞紙・はさみ・やまとのり・スティックのり・じょうぎ・カッター・家庭用プリンター・ティッシュペーパー 作り方 1、ハーブや野草を押し花にします。 押し花機があれば、電子レンジですぐに作ることが出来て便利です。 無い場合は、図鑑に挟んで作ります。 摘んですぐに、花びらや葉をできるだけきれいに開いて、重ならないように置きます。 新聞紙、ティッシュペーパー、草花、ティッシュペーパー、新聞紙、というように順に挟 みます。 草花の厚みにもよりますが、2,3日で水分が抜けて、パリッとしたらできあがり。 壊れやすいので、ピンセットでそっとつまんでティッシュペーパーから外します。 破れないように気をつけて。 2,画用紙2枚に、押し花にしたハーブや草花を並べます。  封筒用は、封筒の折り方を意識して配置しても良いし、ランダムに配置して模様のようにしても良いです。  封筒の型紙をご参照下さい。(文末jpg)  便せん用は、画用紙を縦15,5cm×横21cmくらいに切ってから配置するとちょうど良いです。 3,配置したハーブや草木をやまとのりで固定します。  破れやすいので、そっと押さえて下さい。 4,のりが乾いたら、押し花を貼り付けた2枚の画用紙を、プリンターで必要な枚数カラーコピーします。 5,封筒用は型を写し、切り取り、のりしろをスティックのりで貼って組み立てます。   折り目は、定規をあて、カッターの背で優しくなぞるようにすじを付けておくと、きれいに折れます。 香りも漂ってきそうなレターセットのできあがりです。同じようにして、カードや一筆せんなども作れますよ。一度原版を作ってしまえば、何枚でも印刷できます。草花を摘んで贈るような気持ちで、遠くの友人にお手紙を書いてみてはいかがでしょうか。 封筒型紙はこちら #植物と暮らし / #ハーブを楽しむ 5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫
    月桃染めのおはなし<span class="blog_title_sub">〜月桃の色を布に移す草木染め〜</span>
    月桃染めのおはなし〜月桃の色を布に移す草木染め〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  沖縄はひと足先に梅雨入りとなりました。雨に潤う季節の中、島のあちこちでは月桃の花がたわわに咲き溢れています。 あわせて読みたい  庭の片隅の日当たりがあまり良くないところで育っていた月桃は、日差しを求めてなのか約3メートルほどのかなりの背丈に育っていました。ところが背丈の割にヒョロヒョロと細かったためか、先日の雨と風で手前の月桃が大きく倒れ、小径を塞いでしまいました。  道が通れるようにと刈り取った月桃は、いつもなら小径の脇に積んで土に還すのですが、まだ花咲く前の蕾を内包していたものまでも刈り取ってしまったことが心苦しくもあり、土に還す前に月桃染めを試みようと思いたちました。 ✔︎ 月桃を煮出して染液をつくる  まず月桃を細かく刻み、大きめの鍋に刻んだ月桃と、月桃がひたひたに浸るくらいの水を入れてコトコトと煮出します。ちなみに我が家には庭に手製の竈門(かまど)があるので、ガス台ではなく竈門で薪の火を焚いて煮出しました。 大切な月桃素材。しっかりとじっくりと月桃から染液をいただきたかったので、水が少なくなったらまた足して、少なくなったらまた足してを繰り返しながら、夕方から夜になるまで煮出し続け、さらに余熱の中そのまま一晩置きました。  夜の間にじっくりと抽出された月桃染料を、翌朝ザルで濾して染液を取り出しました。どうやら月桃の色はしっかりと染液に移されたようで、真っ赤な色鮮やかな月桃の色の染液が現れました。 ✔︎ 月桃の色を布に移す  竈門に火を入れて月桃の染液を熱した後、染めたい服や布を染液に浸して熱しながら染めます。絹布、木綿、リネン、同じ染液に浸したというのに、生地によって全く染まり方が異なることが面白く、不思議でもあります。 火を止めた後も、ムラにならないように時々撹拌しながら、染液が冷めるまで服や布を染液に浸しておきます。  染液が冷めて、程よく染まったと思えたタイミングで、布や服を取り出してよく絞った後、海に晒しに行きます。海水には塩化ナトリウムをはじめ、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カリウムといった天然のミネラルが含まれています。海晒しは、そういった海水のミネラル成分による媒染のため、色止めのために行います。(とはいえ海に含まれるミネラル成分は微量です。私のような、単なる暮らしのための染めの場合はこれでも良いのですが、本格的に草木染めをする方々は、媒染液を用いてしっかりと色止めしておられます)  月桃からいただいた色は優しいピンクを基調としたあたたかな色でした。 「植物の中から引き離すようにして 液体となった色彩は、植物の命」  染織家である志村ふくみさんの言葉を胸に、月桃からいただいた色、大切に身に纏いたいものです。 #染め物と暮らし / #植物と暮らし 【365】 完全天日塩 こだわりの細かめ粒子の塩 カートに追加 5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫
    身近な自然素材で作る、クリスマスリース<span class="blog_title_sub">〜環境にもやさしい冬の飾りのアイデア〜</span>
    身近な自然素材で作る、クリスマスリース〜環境にもやさしい冬の飾りのアイデア〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 お花屋さんの豪華な材料も魅力的だけれど、足元の植物たちが宝物になる、そう気が付いたのは、リースを作り始めたことがきっかけでした。 秋が深まって、自然の中で過ごすのが気持ちの良い季節の楽しみは、リース作りです。 この季節は、公園で拾える木の実や松ぼっくり、枯れ始めの草木の造形が面白くて、それらをくるくる束ねて輪にするだけなのですが、これが面白いのです。 束ねている間も、部屋に飾った後も、森の中のような香り、室内にいても外の気配を感じることができて心地よいです。 いつもの道路の脇で、河原で、子供と遊びに行った公園で、出会った自然の素材、ベランダや庭で育った素材をリースやスワッグにします。 こんな場所にこんな植物が生えている、とか、植物がドライになる過程でどんな風に変わっていくのか、とか、ドライにするのに向いている草木が分かったり。毎年発見があります。 作り始めたころは、ワイヤーやグルーガンで素材を留めて作っていましたが、楽しんだ後にどうしてもゴミが出てしまいます。 せっかく見つけた自然素材で作るのだから、土に還したい。 そう思ってからは、細い麻ひもだけ留めることにしました。 作っている間は、猫にご用心! たくさん飾ってよく乾いたリースの草木は、麻紐をほどいてそのまま庭に蒔くと、霜よけになり、その後は栄養になり、ふかふかの土になります。 植物の恵みをいただいて、楽しませてもらった後は、お返しする。 蒔いた木の実が新しい芽を出すこともあって、そんな時は贈り物をもらったように嬉しいです。 ラムズイヤーとススキ、風草などふわふわ白系のリース。シャリンバイや錆びた銅色のシランの葉で作る、黒系のリース。庭のユーカリやミモザ、シラカシの葉でグリーン系のリース。 たくさん作りますが、必ず作るのは野いばらの赤い実と針葉樹の枝を入れて作る、赤と緑の対比のクリスマスリースです。 これはダイニングテーブルから一番よく見える壁に掛けます。 真ん中にキャンドルを立てて、ゆらゆらする植物のシルエットを楽しむのもいいものです。忙しい日々の合間に、こんなぬくもりの時間を、自分のために包むのもいいかもしれません。 今年のクリスマスのリースはどんな風に作ってどんな風に飾ろうか、今日も足元の木の実や草木を眺めながら歩いています。 #手仕事を楽しむ / #サステナブルな暮らし 11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 10月 | 一覧 | 12月 ≫
    庭のローズマリーで作る自家製インフューズドオイル<span class="blog_title_sub">〜香り豊かなローズマリーオイルの作り方と使い方〜</span>
    庭のローズマリーで作る自家製インフューズドオイル〜香り豊かなローズマリーオイルの作り方と使い方〜
    ミナ 連載:日々を味わう暮らしかた ミナさん(Instagram)より、身近な自然を取り入れたシンプルな暮らしのアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 皆さんローズマリーはお好きですか?私は大好きです。実はローズマリー、とても丈夫でほったらかしでもよく育ってくれる丈夫なハーブ。肉料理と相性が良く、ブーケガルニやローズマリーを入れたフライドポテトなどお料理にも大活躍。 <庭のローズマリー> あわせて読みたい ✔︎ ローズマリーは料理だけでなく美容にも役立つ 実はこのローズマリー、別名「若返りの秘薬」。ハンガリーの王妃がローズマリーを使った化粧品を使い、40才年下の隣国王子のハート射止めた、という伝説もあるんです。それもそのはず、ローズマリーには血行促進や抗酸化の成分が多く含まれています。 今回はそんなローズマリーをオイルに浸けて、自家製のインフューズドオイルを作りました。ハーブ類をオイルにつける際は、常温でじっくり成分を取り出す方法と、湯煎で取り出す方法があります。ハーブによって向き不向きがありますが、今回はすぐ使いたかったのとローズマリーなので温める方法で作りました。 <剪定して干しておくと好きな時に使えて便利> ✔︎ ローズマリーオイルにおすすめの椿油や代替オイル 私が愛用しているのは、伊豆利島の椿油。自分で野菜やハーブを育てるようになってから、原材料の栽培方法も気になりはじめ、無農薬で栽培された椿のオイルを使うようになりました。椿油は古来から日本人に愛されてきた、日本人の肌や髪に合ったオイル。海外のものも時々使いますが、基本的には自分の出身地で受け継がれてきたものが体に合う確率が高いので、できるだけ昔から使われてきたものを選んでいます。また、熱に強い性質を持つのが椿油。その性質から、高級天ぷら店で揚げ油にも使用されています。椿油以外でも、ご自分のお肌にあったオイルでできるだけ酸化しにくいものを選んでください。一般的には、オリーブオイルやスイートアーモンドオイル、ホホバオイルがよく使われています。 ✔︎ ローズマリーオイルの作り方と保存のポイント ローズマリーの葉を軸から外したら、椿油を注いで、湯煎でゆっくり1時間。淡い緑色のオイルの出来上がり。 コーヒーフィルターで漉したら、遮光のオイルボトルに入れて保存します。使い方は、髪や肌に1〜2滴馴染ませるだけ。爽やかなローズマリーの香りに癒されます。特に髪のアンチエイジングに良いといわれてますので、地肌に数滴落としてマッサージすれば、黒くしなやかな髪をサポートしてくれます。 作る際は少量で、1〜2ヶ月で使いきれる量を目安にしてください。時間が経って酸化したオイルはシミや肌荒れの原因になってしまうこともあるのでご注意を。 化粧品を手作り、ちょっと面倒だな、物足りないかな、と最初は思ってました。けれどやってみたらこれが楽しい。なんといっても自分の手で作るオイルやチンキ類の、ナチュラルな植物の香りがたまらず、すっかり虜になりました。 #天然成分で肌を整えるアイデア / #庭の草木を活用するアイデア / #ローズマリー 9月の読みもの 9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、10月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 8月 | 一覧 | 10月 ≫
    ユキノシタのお化粧水<span class="blog_title_sub">〜手作りチンキでかなえる健やかなスキンケア〜</span>
    ユキノシタのお化粧水〜手作りチンキでかなえる健やかなスキンケア〜
    ミナ 連載:日々を味わう暮らしかた ミナさん(Instagram)より、身近な自然を取り入れたシンプルな暮らしのアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 私が野草やハーブでのスキンケアを本格的に始めたのは3年ほど前のこと。日焼け止めやメイクアップ用品以外は自作しています。20代からエステサロンに勤めていたので、人一倍コスメは大好き。美容も大好き。皮膚や化粧品成分の研究にも余念がありませんでした。好きが高じて化粧品成分検定上級スペシャリストの資格もとりました。美容皮膚科にいたこともあり、医療機関でしか扱えないような高機能成分も色々試し、自他ともに認める美容フリーク。そんな私がなぜ野草やハーブを使ったケアを始めたのか…それは、植物の持つ力に魅せられたからでした。 あわせて読みたい ✔︎ 薬草を使ったスキンケアの魅力 庭のある家に越して、ドクダミやヨモギ、オオバコなどの足元の草たちについて調べ始めると、ほとんどが昔から使われている「薬草」だと知りました。最初はおっかなびっくり薬草を採取。干したり、煎じたり、アルコールに漬けてチンキにしたり。使ってみると、高機能成分の配合された化粧品にもひけをとらない使用感。サプリも飲まなくなりました。 皆さんユキノシタはご存知でしょうか。ちょっと古いお家の庭には必ず生えているこの植物、これも薬草の一種です。 <ミョウガの下に生えるユキノシタ> 生薬名は「虎耳草」といって、名前の通り虎の耳に似た丸い形をしています。木の下や日陰の湿ったところを好み、一年中丸い葉をつけています。春の始めに咲く小さな白い花は、その楚々とした佇まいから、茶花として愛されてきました。 <虎の耳のようなまるい形> ✔︎ ユキノシタの効能と化粧品での活用 昔は必ず井戸の周りに植えられていたというこのユキノシタ、期待されている効果は利尿や鎮痛です。切り傷や耳垂れ、中耳炎に昔から民間療法として使われていたそうです。 <乳鉢で潰して汁をとるところ> このユキノシタから抽出したユキノシタエキスは、美白やアンチエイジングを目的に化粧品に配合される人気の成分です。特に紫外線ダメージへの作用が期待されています。 ユキノシタを使ったスキンケアでおすすめなのがチンキを使ったお化粧水。春先に庭から摘んだユキノシタを乾燥させ、刻んでウォッカに漬けて2〜4週間、ユキノシタチンキの出来上がり。 <ユキノシタチンキ> フィルターで濾して、日の当たらない涼しいところに保存しておきましょう。このチンキを精製水やミネラルウォーターで1:5で薄めると完成です。 <アンティークのお薬瓶に入れたユキノシタ化粧水> 濃度はお肌に合わせて調整してください。必ず冷蔵庫で保管し、2週間を目安に使い切りましょう。使用前のパッチテストも忘れずに。二の腕の内側に少量をつけ、アレルギー反応が出ないかチェックします。手作り化粧品は保存料等が含まれないので肌に優しい、と思われる方が多いのですが、植物の成分がそのまま入っているのでなかなかパワフルだったりします。手作り化粧品に限らずですが、異変を感じたらすぐ使用を辞めるのも大切。使いきれなかったチンキはお風呂に入れて入浴剤に。無駄なく楽しめます。 #天然成分で肌を整えるアイデア / #庭の草木を活用するアイデア / #チンキ 9月の読みもの 9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、10月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 8月 | 一覧 | 10月 ≫
    季節の瓶詰め:ドクダミチンキ<span class="blog_title_sub">〜暮らしに使える和ハーブ保存&自然の恵み活用法〜</span>
    季節の瓶詰め:ドクダミチンキ〜暮らしに使える和ハーブ保存&自然の恵み活用法〜
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 ドクダミの花が咲き始めました。ドクダミは言わずと知れたハート型の葉と匂いの強さが特徴の雑草です。あっという間にそこここを濃い緑色で覆い尽くされてしまい草むしりの時に長〜い根っこが抜けたなら、ドクダミに勝ったような気分になり途中でポキっと折れたあの音を聞けばドクダミに負けたような気分になるものです。4枚の白い花弁に見えるのは総苞(そうほう)という部位で、その中央の黄色い部分に小花が密集しています。人間とは勝手なものでこの頃になると、厄介者だったドクダミが可憐で可愛い小花に見えてきます。     実は10種類以上の効能があり、和ハーブ《十薬》と呼ばれることもある薬草なんですよね。 先日、庭のドクダミを摘んでチンキを作りました。久しぶりの #わが家の夏支度 です。度数の強いアルコールにハーブを漬けて、成分を抽出したものをチンキと呼びます。アルコールに漬けることで、ハーブの有効成分を効率よく引き出すことができ、長期保存が可能になります。作り方はとってもシンプル!   【作り方】化粧水や虫除けに使えるドクダミチンキ 用意するもの ・摘みたてのドクダミ ・35度-40度のアルコール ・煮沸消毒したビン   作り方 1、ビンいっぱいに花を入れ、ヒタヒタになるまでアルコールを注ぎ蓋をする 2、1日1回ビンを軽く振り、冷暗所で3〜4週間漬ける。 3、ドクダミを濾して、保存容器に入れる。     祖母や母はこのチンキを虫除けや虫刺されに使っていました。私は今回、化粧水にしようと思っています。 精製水50mlにチンキ5mlとグリセリンを全体量の1~5%加え、よく混ぜたら完成。防腐剤を含まないので、冷蔵庫で保管し1週間を目安に使い切ります。     我が家ではドクダミ茶も常備しています。その独特の香りに顔をしかめる人もいますが私にとっては子供の頃から慣れ親しんだ味。時間に余裕が出来た頃、祖母がしていたようにドクダミの葉を天日干しした茶葉作りにも挑戦してみたいなと思っています。   #天然成分で肌を整えるアイデア / #庭の草木を活用するアイデア / #チンキ
    投げ込むだけのハーブバス<span class="blog_title_sub">〜レモンバームやドクダミで、夏の不調を整える〜</span>
    投げ込むだけのハーブバス〜レモンバームやドクダミで、夏の不調を整える〜
    ミナ 連載:日々を味わう暮らしかた ミナさん(Instagram)より、身近な自然を取り入れたシンプルな暮らしのアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 今年も夏が始まったばかり、、というのに連日の猛暑注意報。室内の冷房、外の酷暑でいまいち調子が出ない、という方も多いのではないでしょうか。今日はそんな方にぜひ試していただきたい「投げ込むだけのハーブバス」をご紹介します。 前回お話ししたように、レモンバームやミント類はとっても生育旺盛。切ったそばから新しい芽がどんどん出てきます。 <こんもり茂るレモンバーム> あわせて読みたい ✔︎ 摘んでそのまま、お風呂にポンと投げ込むだけ 夏の蒸れはハーブの大敵。マメに剪定するのですが、お茶にするにはちょっと、、というような、傷んだ葉や虫食いもちらほら。そんな時は傷んだ葉をそのままサラシに包んでお風呂にドボン。これだけで、香りの良いハーブバスの出来上がり。我が家では、お台所を卒業したサラシはお風呂場に向かい、最後は雑巾になり、天寿を全うする仕組み。サラシが無い方は手拭いやタオルでも。 <サラシで包む、お風呂用のハーブサシェ> お湯で温められて立ち上る香り成分で癒されますし、お湯あたりも柔らかく感じます。レモンバームには緊張を緩める作用があるので、リラックスタイムに最適。拾う手間さえ惜しくなければ、そのまま浮かべても良いですね。目に涼しく楽しめます。 <入浴剤が使えない木のお風呂でも、浴槽を傷めずに使える> ✔︎足湯で整える、夏の冷えと巡り 手近な足湯にもオススメです。実は足首には、女性に大切な、めぐりをよくするツボが集中しています。素足で過ごすことが多い夏場は、意外に冷房で冷えがち。ここを温めるだけでもかなりすっきりします。やり方は、洗面器にお湯をはって、手近なハーブを浮かべるだけ。サロン気分が味わえます。夏にフットネイルをされる方は、ぜひネイルを塗る前にどうぞ。お湯で柔らかくなった甘皮を取り除いてネイルカラーを塗るだけで、いつもより仕上がりが綺麗になります。 <子どもが小さいうちは中々難しいゆっくりバスタイムの代わりにも> ✔︎ 肌トラブルにもやさしい、和ハーブ・ドクダミ ハーブバスをやってみたいけれど手近にハーブがない方は、ぜひドクダミでお試しください。特に小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。新陳代謝の良い子どもは汗もたくさんかくけれど、お肌も敏感。気がついたら、お尻や背中にアセモが、、なんてことも。ドクダミは炎症を静める作用がある薬草。いわば「和ハーブ」庭のすみや公園の日陰、街路樹の下。ちょっと探せばいたるところで見つかります。ちょっと摘んで、お風呂や夏のプールに入れるだけ。 <日本三大薬草のひとつ、ドクダミ> ✔︎ 植物の力を、毎日の暮らしに 「ハーブ」というとちょっと敷居が高く感じますが、日本でも昔から、ゆず湯やしょうぶ湯といったように、植物の力を生活に取り入れて暮らしてきました。毎日入るお風呂にちょっと浮かべる。それだけでも、身近な植物の力を肌で感じることができます。お風呂から引き上げたハーブは、草木用のコンポストに戻したり、草マルチとして苗の株元にしいておけば、また土にかえって草木を肥やしてくれます。本当に、些細なことですが、やってみると意外なくらいに愉しいハーブのある暮らし。お金がほとんどかからないのも嬉しいですね。 #植物と暮らし / #ハーブを楽しむ / #天然成分で肌を整えるアイデア 7月の読みもの 7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、8月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 6月 | 一覧 | 8月 ≫
    ゆずの種で作る化粧水<span class="blog_title_sub">〜黄柚子の種のペクチンでしっとり、手作り化粧水レシピ〜</span>
    ゆずの種で作る化粧水〜黄柚子の種のペクチンでしっとり、手作り化粧水レシピ〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  自宅の庭にある大きなゆずの木は、毎年冬に綺麗な黄色い実がたくさんなります。去年は暖かかったので、黄色く熟すのがゆっくりでしたが、大きく立派なゆずが実りました。何度かに分けて収穫し、ご近所のお世話になった方へ配るのが恒例行事です。我が家では、果汁をゆずポン酢に、皮はゆずピールに、種は化粧水にして、余すところなくゆずを使います。この時期の水仕事は冷たいけれど、自宅で収穫したものを使い切ると、とても充実した気持ちになります。 あわせて読みたい 特に化粧水は、ゆずの種に含まれる「ペクチン」によって、とろっと保湿効果のある冬の時期にぴったりのものができます。とても簡単なので、もしもゆずがいくつか手に入ったら、種を洗って乾かしてとっておき、ジャム瓶一つほどになったら作ってみてください。 【作り方】ゆずの種の化粧水|ペクチンの力でとろっとしっとり 材料 ・ゆずの種・ホワイトリカーまたは焼酎・ガラス瓶 編集部メモ 手作り化粧水にアルコールを使うのは、化粧水の材料の成分をしっかり抽出したり、微生物の繁殖を抑えて保存性を高めるためです。肌への刺激が少なく、無色透明で素材の香りを邪魔しない、入手が簡単な食品用のホワイトリカーや焼酎がよく使われます。 作り方 1,ゆずの種を軽く洗い、ゆずの砂のう(果肉のつぶ)を落とします。広げて干しておきます。洗いすぎると、大切なペクチンが落ちてしまうので、ほどほどにします。 2,煮沸消毒して乾かしたガラス瓶にゆずの種を詰めて、ホワイトリカーまたは焼酎をいっぱいまで注ぎます。 3,3日から1週間ほど、漬け込みます。とろみがついたら出来上がりです。 4,使うときは、倍量以上の精製水で薄めて使います。一度薄めたものは、冷蔵庫で保管し、3週間ほどで使い切ります。 ※化粧水の原液は保管状況が良ければ1年ほど保存できます。空気になるべく触れないようにできるだけ小さな瓶に保存するのと、清潔なスプーンで使う分だけ取り分けるのが良いです。※使う前に必ずパッチテストをして、お肌に合うかどうか試してみてください。  自分で作ると、必要最低限の材料で安心安全な化粧水が作れます。そしてとってもお安くできるので、惜しみなく使えるのも良いところです。他にも、夏には庭のどくだみの花で化粧水を作ります。秋には、仕込んでおいた枇杷の葉チンキとみつろうで、保湿用のボディークリームを。いつも季節に合わせて、またその時の肌に合わせて楽しめる自家製のものでスキンケアをしています。好きな香りのエッセンシャルオイルをブレンドしたり、お気に入りの瓶に入れて使うのも楽しいのです。 【365】 柚子ごしょう  《PR》青柚子なら、柚子ごしょうで楽しむ カートに追加  新年が始まりました。今年も一年、季節を感じながら手仕事ができることを感謝して、日々を大切に過ごしていきたいと思います。去年は、一層深刻になっている世界中で起こる、環境や気候の問題、人権、戦争のことをより多く考える年でした。 私にできることの一つとして、手に入る身近なもの、自然のもの、不要になったものから、暮らしのものや暮らしを豊かにするものを作ることを、今年も皆様に発信していきます。 良いと分かっていても、すべてを生活に取り入れることは難しいですし、我が家も「今日のお昼は疲れたから、カップラーメンにしよう」なんて日もあります。「丁寧な暮らし」ではなくても、自分や家族、そして身近な人と環境が「心地よくまわる暮らし」をまずは目指していきたいです。  本年も、どうぞよろしくお願いします。 #天然成分で肌を整えるアイデア / #庭の草木を活用するアイデア / #黄柚子:ゆず(11〜1月) 1月の読みもの 1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、2月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 12月 | 一覧 | 2月 ≫
    国産ミツロウの手作りバーム<span class="blog_title_sub">〜秋冬の乾燥から肌を守る天然成分の保湿バームと作り方〜</span>
    国産ミツロウの手作りバーム〜秋冬の乾燥から肌を守る天然成分の保湿バームと作り方〜
    ミナ 連載:日々を味わう暮らしかた ミナさん(Instagram)より、身近な自然を取り入れたシンプルな暮らしのアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 朝晩の空気が冷たくなり、庭のワレモコウももう終わり。ススキの穂がふくらんで、秋の気配。この季節に作り始めるものがあります。それがミツロウで作る保湿バーム。乾燥する秋冬の必需品です。 あわせて読みたい ✔︎ 暮らしに欠かせないニホンミツバチのミツロウがもたらす自然の力 ミツロウはミツバチが蜂蜜を食べて分泌する天然のロウ。お肌のうるおいを保ち、天然の抗菌作用で肌トラブルを防いでくれます。私が使うのは、ニホンミツバチの未精製のミツロウ。メルカリなどで直接養蜂家さんから取り寄せます。古来から私たちと暮らしてきたニホンミツバチ、実は近年数がとても減っています。「ハチが絶滅したら人間も絶滅する」と言われているように、様々な植物の受粉を手伝うニホンミツバチ。養蜂家さんから直接購入することで、養蜂家さんの収入にもなり、ニホンミツバチの存続にも貢献できます。 <養蜂家さんから取り寄せたミツロウ> ✔︎ 国産ミツロウバームの作り方と精油で楽しむ香りづけ 作り方ですが、ミツロウとお好みのキャリアオイルを1:5で湯煎にかけ、混ぜるだけ。私は椿油を使いますが、スイートアーモンドオイルやオリーブオイルなど、お好みのオイルを使ってください。ミツロウが溶けたら容器にうつし、冷えて固まったら出来上がり。 <この日は椿油25g 蜜蝋5gで作成> お好みの精油で香りづけもできます。おすすめはラベンダーやゼラニウム、サンダルウッド、フランキンセンス。どれもお肌の機能を助けてくれる作用があるとされています。レモンやベルガモットなどの精油は「光毒性」といって、太陽光にあたると刺激になる特徴を持っているので、使うなら夜だけの「ナイトバーム」として楽しんでください。 入れる量は1〜2滴。粗熱がとれ、容器の縁が白く固まってきたら精油を入れ、爪楊枝でよくかき混ぜます、精油は2種類ほどにとどめておくと、初心者の方は安心です。精油の量が多すぎるとお肌が荒れてしまうことがあるのでご注意を。 ✔︎ ミツロウバームとハーブのインフューズドオイルを組み合わせた応用レシピ 前回ご紹介したような、植物のインフューズドオイルを使って作れば、ハーブや野草の力がこもったオリジナルバームに。私はヨモギバームやローズマリーバームがお気に入りです。顔はもちろん、乾燥しがちな手肌や唇。かかと。ミツロウはオイルよりもしっかり肌の表面に保護膜を作ってくれるので、しっとり感が長く続きます。髪に使うとまとまりやすくなり、ツヤが出るので、ヘアバームとしても使えます。もちろんお子様にも大丈夫。ミツロウを使っているので、念の為1歳未満のお子様は避けていただくと安心です。天然の顔料(マイカなど)を混ぜると色つきリップも作れますよ。まさに全身使える万能バーム。保存料などが入っていないので、涼しい場所で保管し、1〜2ヵ月を目処に使い切ってください。 <ローズマリーのインフューズドオイル> 薪ストーブを使う我が家は、他の家より乾燥しやすいのですが、このバームを常備するようになってからは冬中しっとりを保てています。 精油で好きな香りをつけたり、好きなハーブの香りをうつしたバームは、塗っている時間の喜びもひとしお。秋冬のお楽しみに手作りバーム、ぜひ作ってみてください。 #天然成分で肌を整えるアイデア / #庭の草木を活用するアイデア / #蜜蝋:ミツロウ:みつろう 10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫
    型染めうちわ作り
    型染めうちわ作り
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 6月はじわりじわりと湿度が上がってくる季節です。 庭の草木はますます勢いを増して、元気いっぱいの反面、子ども3人と、大人2人、猫2匹の我が家、リビングにみんな集まると人口密度が高く、爽やかさがほしいところです。これからの季節に、エアコンも扇風機も大事ですが、合わせて手作りのうちわはいかがでしょう。お風呂上がりに、うちわの風が心地良いものです。型染めというステンシルのような技法で、染めてみます。 去年のおとな図工室で開催した、「型染めうちわ作りの会」の様子をご紹介します。 まず一面はあらかじめ用意させてもらった型から選んでいただき、染める練習です。 絵手紙などに使う絵の具、顔彩に膠(にかわ)を少し混ぜて、強くしました。水分量がポイントです。薄めすぎると型からはみ出してしまうのです。   写真は生徒さんの作品です   もう一面はオリジナルの図案を切って型を作りました。繊細な型、きれいに抜けました。   写真は生徒さんの作品です   お二人の、オリジナルの一面です。キュートな金魚さんと粋な金魚さん   写真は生徒さんの作品です   ご用意した型で染めていただいた一面。色だけでこんなに変わります。シロップのグラデーション、きれいに出ています。   写真は生徒さんの作品です   湿った空気も、このうちわの風で涼しく感じられそうです。好きな色で、好きな形で作る型染めうちわ、ぜひこの夏のお供に作ってみてはいかがでしょうか。      
    新聞切り絵の楽しみ
    新聞切り絵の楽しみ
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  新春の候、健やかに新年をお迎えのことと存じます。昨年は、月に一度の連載、「くらしの図工室」にお付き合いくださりありがとうございました。日々が過ぎるのはあっという間ですが、ふと目に留まる景色や足元の草から季節や力強さや美しさを感じ、人間も季節の中で生かされている生き物なのだと感じています。今年もささやかながら、草木や身近なものと造形する楽しみを、皆様とご一緒できましたらうれしいです。  1月の庭は、常緑樹と低温に耐える少しの草を残して、すっかり静かな落ち着いた様子になりました。 立ち枯れた枝や、茶色くアンティークのようになったアナベルの花がらがポツンと残っているのも悪くないと思っています。この記事が掲載されるのは、ちょうど小寒、寒さが厳しくなっていく時期です。外はきゅっと身を縮めたくなる寒さですが、子供も大人も家でできる、楽しい遊びをご紹介します。   【作り方】新聞切り絵|家で気軽にできる楽しい遊び 使うのは新聞紙、のり、はさみ、これだけです。材料をあらためて用意しなくても、思いついたときにできますよ。 材料 ・新聞紙(特にカラー部分)無ければ雑誌や広告でも 道具 ・はさみ・のり 作り方 1,新聞紙を色別に切り分けておく 2,ポストカードなどに、はさみやカッターで自由な形に切って貼ります 手でちぎってもいいですなんとこれだけです! こちらの画像は、はさみで切ったもの、手でちぎったもの、カッターで切ったもの同じ木のモチーフですが、表情が違って面白いです。 アイディア〇モノトーンの新聞紙に水彩絵の具を塗って染めておく〇重ねて切ると、同じ形がたくさん切れる   新聞切り絵の面白さは、新聞紙という、普段から見慣れた本来読むための紙を、色紙として、また画材として捉えるところです。最初は新聞紙に見えていた紙が、ある時から色として見えてきます。毎日掲載されている天気図なんかは、ポップなかわいらしい模様に見えます。出来上がった切り絵を見た人は、ぱっと見ると絵のように見えるのですが、よく見ると新聞紙を使っていると気付きます。そうすると頭の中で、新聞紙なのか、絵なのか一時混乱するような気分になって、それでもやっぱり絵としての意外性やユーモアを感じます。頭をやわらかくして、ぜひ楽しんでください。 今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。   1月の読みもの 1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 12月 | 一覧 | 2月 ≫  
    ハママーチのおはなし
    ハママーチのおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  一足お先に春の訪れがやってきたこの島では、草木が柔らかに芽吹いています。我が家の庭でも植物達が柔らかな葉をすくすくと伸ばしています。ヨモギが芽吹き、ピタンガの花が咲き、ミントが青々と茂り、ハママーチも柔らかな葉を広げています。 ✔︎ ハママーチ(琉球よもぎ)とは?また、その効能について  ハママーチ(琉球よもぎ)というのは、沖縄を代表する薬草の一つです。以前ハママーチは肝臓の薬だよと教わったので、「肝臓にはハママーチ、腎臓にはクミスクチン」とセットにして、忘れないように頭に入れて覚えています。実際にハママーチの効能について調べてみるとやはり、肝障害の改善、血液の循環を促進する、血液を浄化し、造血作用があるとあり、古くからの言い伝えは言い得たものであるのだなぁと納得しました。 あわせて読みたい  ハママーチとの出会いは、実は八重山そばの具としてでした。だいぶ前のことになりますが、村にそば屋(八重山そば屋)があった頃のことです。そのお店のメニューにあった「野菜そば」を頼み、そばの上に載せてある野菜炒めを食べてみると‥‥今までに食べたことのない不思議な、でも香り高い風味がしたのでした。驚いて店主のおじさんに聞いてみたところ、「ハママーチを入れてみたんだよ。もしかしたら好みが分かれるかもしれないと思ったけれど、野菜炒めにハママーチを少し入れてみたんだ。どう?」ということでした。 そのハママーチという植物に一瞬で魅せられた私はすぐに、そのハママーチはどんな植物で、どこに生えているのか聞くと、「〇〇の海岸沿いに、いーっぱい生えてるから、見たらすぐわかるさぁ。」と笑って教えてくれました。 そして教えてもらった海岸沿いに行ってみると、見たらすぐわかると言っていた通り、ハママーチばかりがズラーッと生い茂っていました。それを一株いただいてきて、庭の片隅に植えたのですが、その一株が大きくなり、株分けし、また大きくなり、株分けし、今も必要な分だけ生い茂ってくれています。  クバの葉で編んだばかりのカゴを手に、庭をぐるりと一周しながらお茶にしたい植物を摘みました。摘むときには自分に問いかけをします。今どんな香りを、風味を欲しているのか。 そんな中で選んだのは、よもぎ、ハママーチ(琉球よもぎ)、ミントを少し。フレッシュなままハーブティーを淹れると‥春の味がしました。 少し苦味のあるハママーチやよもぎのような、こういう香りと味を身体は求めてました。 あわせて読みたい 本格抹茶飲み比べ3種セット 《PR》からだにも環境にも優しい カートに追加\送料無料/  独特の風味とクセがあるハママーチは、実は子どもには不評です。思うにデトックス効果の高いハママーチは、体内が綺麗な子どもたちには必要のない薬草なのかもしれません。でもそれば逆を言うと、不必要なものが身体に溜まってきた大人の、春の身体にとっては必要なのかもしれません。 摘みたての青々としたお茶を自然と身体が欲したのはきっと、春だからだったのでしょうね。   3月の読みもの 3月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、4月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 2月 | 一覧 | 4月 ≫  
    ヤエヤマヤシのおはなし
    ヤエヤマヤシのおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  我が家の裏の森のようになっている場所には、数本のヤエヤマヤシが生えています。八重山諸島の固有種であるヤエヤマヤシは、数メートルもの高さがあり、その枯れ葉も2メートルほどの大きなものとなるため、片付けるのにも一苦労。落ちてくるたびに森の中に積んで置いて、自然に朽ちるのを待つばかりです。  森の中にもヤエヤマヤシヤシの大きな葉が重なってゆくばかりで、なかなか朽ちてくれず、たまに焚き火をする時の焚き付けに利用することはあるのですが、それでも積み重なっていく一方。  そんなヤエヤマヤシの葉鞘の部分なのですが、朽ちてしまう前のものは、表は焦茶色、裏は明るい茶色と、艶々ときれいで、水に浸すと柔らかくなのるので、この素材でカゴを編めないかな?そう思い立って試してみることにしました。  表の部分で編むと焦茶色のカゴに、裏の部分で編むと明るい茶色のカゴに、全く違う雰囲気のカゴとなりました。  そういえば、長いこと使っていたピンクッションが、くたびれてしまっていたので、ヤエヤマヤシのカゴでピンクッションを新調してみることにしました。 ちょうど、庭や畑の剪定作業の時に刈り取った、月桃や福木で草木染めした、様々な色の布が手元にあったので、そちらを使うと‥  コロンと可愛い月桃のピンク色や福木の黄色ヤエヤマヤシのかごのピンクッションが出来上がりました。  7月に引き続き、8月にもクラシコサエルにてワークショップを行える機会に恵まれました。 あわせてチェック 【ワークショップ】ヤエヤマヤシのかご編みと島のお茶を愉しむ会【ワークショップ】島の植物のお香づくりと島のお茶を愉しむ会  基本のかご編みの方法を学びながら、折れにくくて丈夫なヤエヤマヤシという素材を用いてかごを編み、そこにお好きな草木染の布を選んで取り付けて、自分だけのピンクッションをつくるこちらのワークショップ。 お会いできることを楽しみにしています。   7月の読みもの 7月の食に関すること(レシピ付き記事も)、7月の過ごし方のアイデアや8月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    竹を割って、毎日のお箸を作る
    竹を割って、毎日のお箸を作る
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  爽やかな季節が過ぎるのは、なんてあっという間なのだろうと思います。ピクニックや大物のお洗濯、あれもこれもやっておけば良かったと、過ぎてから思い出しますが、植物や生き物たちにとっては、これからやってくる暑い夏に備える大切な梅雨の時期がはじまります。庭の草木は待ってましたとばかりに勢い旺盛になりました。アナベルのつぼみが付いて、今年はたくさんの花を咲かせてくれそうです。庭にやってくる鳥の落とし物から生えてきた山椒も、立派に成長しています。人間も少しずつ暑さに慣れて、体力をつける時間にしなければ。  時間を少し遡って、去年の年末のことです。造園の仕事をしている友人から、商業施設のエントランス用に門松を作ると聞きました。お正月の期間が終わった後、その立派な青竹は毎年処分しているのだとか。もったいないけれど、と。 竹は様々な用途に使える優れた素材です。私の家では、家族の日々のお箸、菜箸、お弁当用の箸、へら、様々なカトラリーを作って使っています。必要になると、近くの竹屋さんで竹を購入している私は興味津々です。不要になったものへ、新たな用途が生まれる、そんなことができたら楽しいなぁと常々思っているのです。 あわせて読みたい そんな話の流れから、ありがたいことに、役目を終えたこの青竹を譲っていただけることになりました。快く分けてくれた友人へ、心より感謝の気持ちです。 なるべく日光を避けて保管しておいたので、6月になった今も、青々と美しい状態のままです。ちょうど子供たちのお箸を新しくしようと考えていたところだったので、この竹を使って作ることにしました。 竹炭 封筒カードセット 《関連商品》竹炭が漉き込まれた独特の風合い カートに追加 クラフト用の竹の収穫は、水分の少ない冬の間にしますが、青々とした竹のお箸は涼しげで、夏に向かう今の季節にぴったりです。材木屋さんに行くと、去年の冬に切った竹を置いていますので、お箸を作りたいと相談してみてください。最近は小売りをしてくださるところも多いです。また竹はホームセンターでも求めることもできますよ。 【作り方】竹から作るお箸|青竹で楽しむ初夏の手仕事 材料と道具 ・竹(真竹または孟宗竹)・鉈・のこぎり・トンカチ・クラフトナイフ・豆カンナ(あれば便利)・自作の箸作り用押え型(無くても大丈夫) 作り方 1、筒形の竹を、箸の長さにのこぎりで切ります。長さは、女性用で21.5cm、男性用で23cmを目安に、手持ちのお気に入りのお箸に合わせてください。今回は小学生の子供用に18㎝で作りました。 2,竹を1cmほどの幅で鉈で割ります。割りたいところに鉈を当て、トンカチをトーントーンと重力に任せて落とすイメージです。これを1膳分、2本用意します。 3,クラフトナイフを使ってかい先に向かって細くなるように削ります。豆カンナがあれば同じように使えます。 ポイント箸の先、かい先は2本の箸を合わせた時に、隙間が大きすぎないようにします。掴みやすい箸になります。今回は子供用なので、危なくないように細すぎず、太すぎないかい先、手に当たる部分は角を落として柔らかくしました。 4,箸の形ができたら、紙やすりで整えます。荒い80番から順に、120番、240番、と細かいやすりに変えながら仕上げます。 指先で全体を撫でてみて、なめらかになれば完成です。 門松だったお箸、なんだかとっても縁起が良さそうです。息子が苦手な青菜も、美味しくしてくれるかもしれません。 竹は水に強く丈夫です。日本中で育ち、勢いよく次々にのびるので、邪魔者にされることもありますが、もともとは食器はもちろん、建材や籠など、日本人の暮らしに無くてはならない素材でした。環境のためにも、気持ちよく使える素材としても、竹には、まだまだたくさんの可能性がありそうです。身近な竹を、見直してみませんか。去年青竹で作った竹のへらも、使ううちに良い味わいが出てきました。 #竹 / #箸 / #サステナブルな暮らし 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    秋のはじめの、植物版画
    秋のはじめの、植物版画
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエクラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「傍らの草木と素材から、心地よく創造する暮らし」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  白露の頃、暦の上では秋ですが、まだまだ残暑厳しいですね。この夏、我々一家5人と2匹(とメダカたくさん)は東京を離れ、山梨の山の麓へ居を移しました。私も夫も仕事柄大荷物、加えてマイペースな子供たち3人と乗り物酔いをする猫2匹での引っ越しは、まさに大移動でした。どうにかこうにか、最低限の暮らしも整いつつ、子供たちは地元の学校へ通い始め、こちらでの生活がスタートしました。 色々なハプニングはさておき、何度見ても飽きないのが、山のある景色です。朝起きて、窓の外を見ると山が、庭の水やりをするにも山、子供たちを見送る後ろに山、スーパーの駐車場からも山と、いつどこにいても背景に青い山が見えることに、毎回びっくりして、感動しています。長年東京近郊で育って暮らしていた私にとっては、山のある景色はどっしりと落ち着いて見え、雄大な山々に見守られているような不思議な気持ちになります。  自宅の裏に大家さんの畑があります。トマト、きゅうり、なす、ピーマン、ゴーヤ、かぼちゃ、夏の野菜はそろそろ終わりに近づき、今は梨の木に小ぶりの甘い実がたくさん。子供たちと一緒に採らせていただきました。梨の実は、実の上の軸を横に傾けると、力を入れずともきれいにもぐことができます。 畑の横の空地では、夏の花が終わりに近づき、秋のはじめの草がひゅんひゅんと出てきました。ここは自然のままにしてある場所で、花や草が季節ごとにどんな風にうつろっていくのか、これからじっくり観察していきたいと思っています。 ✔︎ 秋の草花を版画で楽しむ  9月のはじめの小さなかわいい草たちを、そのまま版画にしてみました。イネ科の植物は、立ち姿そのまま、かっこいいシルエットです。色々な質感の草たちを、自由に組み合わせて版画のカードを仕立てて、花を活けるように、壁に掛けておくのもいいです。 【作り方】植物版画|身近な秋の草花で楽しむ季節の手仕事 材料・道具 ・植物(比較的しっかりしたものがやりやすいです)・ポストカード・版画用絵の具・ローラー・絵の具用トレイ(きれいに洗った食品トレイでも)・ばれん・古新聞など 作り方 1,身近な植物を切ります。  レイアウトを考えます。 2,トレイに絵の具を少し出し、ローラーを転がして絵の具を満遍なく付けます。  絵の具が多すぎると綺麗に出ないので、付けすぎないように注意します。 3,新聞紙などの上に植物を置いて、ローラーで絵の具を乗せます。 4,ポストカードにそっと置く。   上から新聞紙などを当て、ばれんで擦ります。 5,植物をポストカードからそっと外し、良く乾かします。 ※版画用絵の具は乾くのに時間がかかります。急ぐ場合はドライヤーを当てます。 版画用の絵の具は、版画に適した絵の具で、粘りがあり、ゆっくり乾くのが特徴です。そのおかげで細かい表情も綺麗に拾ってくれるのです。 画材店やネットショップなどで、気軽な価格から購入できます。版画にすることで、普段見慣れている植物の造形を改めて感じられます。 まだまだ日中は厳しい暑さが続きそうですが、皆様どうぞお体に気を付けて。秋のはじまりをゆっくり楽しみましょう。 #植物版画 9月の読みもの 9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、10月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 8月 | 一覧 | 10月 ≫
    ハーブ香るリースと、虫との暮らし<span class="blog_title_sub">〜ローズマリーと季節の植物を束ねるリース作り〜</span>
    ハーブ香るリースと、虫との暮らし〜ローズマリーと季節の植物を束ねるリース作り〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  緑がいっそう濃くなり、湿度を感じてじっとりと汗をかく日が増えてきました。ふと足元を見ると、畑の草の茎のところどころに、1㎝くらいの泡のかたまりが付いています。あっちにも、こっちにも。調べてみると、アワフキムシの幼虫が中にいるそう。ここで泡に守られて、成虫になるんだと思うと、神秘的なゆりかごに思えてきます。  私はと言えば、教習所に通い始めたり、ぶどう農家さんのお手伝いを始めたり、山梨に移住して10カ月、少しずつ地域との関わりが深くなっているなと実感しています。瑞々しい季節に、植物と一緒にゆっくり根っこを張っていきたいです。 ✔︎ 初夏の庭で育つローズマリー  そんな中で気になり始めたのが、庭や畑で元気に育つハーブのことでした。畑のローズマリーは、大家さんが何年も前に植えたそうです。幹は太くてたくさんの枝分かれ、先月小さなブルーの花を咲かせて、今年も暑さに負けずモリモリ育っています。この立派なローズマリーを生かした香りのリースを作ってみたくなりました。香りの強いリースには、天然の防虫効果も期待できます。 あわせて読みたい ✔︎ 虫との暮らしを考える  というのも先日のこと。脱衣所に出た瞬間に、出会ってしまったのです。一番恐れていたあの虫に。もちろん、田舎暮らしに虫との共存は避けられない課題だと思っていますし、虫は苦手ではないのですが、なるべくなら家の中で出会いたくないのが、ムカデなのです。脱衣所の入口で、しばらく固まってしまいました。その時は、なんとか対処しましたが、このまま彼らの大好きなじめじめシーズンを迎えるのはいけないと思い直し、虫対策をすることにしました。 ただ、自宅には子供も猫もいるので、強い防虫剤は使いたくない。そこで考えたのは、ハーブを使った虫対策です。香りもいいので、ちょっと湿度の増すこの季節、爽やかに感じられて気持ちがいいです。動物には危険なハーブもあるので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。 ✔︎ ローズマリーと季節の植物を束ねる”香りのリース”  香りの強いハーブを丸く束ねてリースにします。今回は畑で大きく育ったローズマリーを選びました。スパイシーで爽やかな香りが、湿度の多い時期に気分を変えてくれます。玄関や軒下に下げておくと、開けたときに香りを楽しめたり、虫を遠ざけたりしてくれます。 ローズマリーの他にも、ペパーミント、ラベンダー、タイム、など、香りが強い植物はたくさんあります。ただし、動物がいる家では、これらのハーブは、間違えて食べてしまったり、香りを嗅いだだけでも体調を崩してしまうものがあります。私の自宅では猫が生活する室内ではなく、玄関外にリースをかけることにしました。 リース台は、冬のリースを解いて再利用したり、藤つるや葛で、冬の間に作っておいたものを使います。リース台は劣化しないので、繰り返し使えます。私は今回、葛でかごを編んだ時に余ったつるを輪にしておいたものを使いました。(葛つるで作るかごについてはこちら) 香りのリースの作り方 ・ローズマリーはリースを作る一日前に摘んで、逆さまにして室内の動物が入れないところにかけておきます。こうすると程よく水分が抜けて、形よく作りやすくなります。今回は、畑のオリーブ、麦、シロタエギクも色どりにするために摘んでみました。 ・まずはじめに、植物をだいたい同じ長さに切りそろえておきます。 ・リース台の上方に、リースを下げるための麻紐を結わえます。だいたいリース7周分の麻紐を束ねておいて、先を左下に結びます。 ・準備ができたら、麻紐を使って、植物をリース台にきつく巻きつけていきます。植物は乾くと痩せるので、このとききつく紐を手前に引きながら巻いていきます。 ・一周して、終わりの麻紐をリース台にしっかりと結べば、リースの完成です。 ・出来上がってすぐは、植物が柔らかく垂れやすいので、1~2日ほど平らに寝かせて乾かし、植物の葉先まで乾いたら、立ててかけます。  余った植物は、シンプルに束ねてスワッグにして軒下にかけてみました。風が香りを運んでくれそうです。細かく残ったローズマリーなどのハーブは、小さな巾着に入れて、衣類の引き出しに入れておくと、虫を避けたり、開けたときに良い香りを楽しめます。  田舎暮らしをはじめて思うのは、地球には、人間だけが暮らしているわけではないということ。鳥、虫、獣、草木、微生物、そして人間、それぞれが良い関係で一緒に暮らしていくにはどうしたらいいのか。簡単に他者を追い出すのではなく。でも我慢するのでもなく。お互いに、譲り譲られながら、良いバランスで共に暮らしていきたいと思っています。私ができる小さな試みを、今日も楽しみながら、たまに失敗もしながら、続けていきたいです。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、8月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    帆立入りトロフィエ・アル・ペスト
    帆立入りトロフィエ・アル・ペスト
    連載:くらしつづりインスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(Instagram)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 梅雨の晴れ間の眩しいほどの太陽で庭の草木がぐんぐんと葉を広げ成長しています。 大きく育ったバジルを見ると作りたくなるのがトロフィエ・アル・ペスト。 トロフィエはイタリアのリグーリア州で古くから作られている手打ちのショートパスタです。擦るという言葉が名前の由来と言われていて、細く伸ばした生地を台に擦りつけながらねじって形を作ります。 そしてリグーリア州の州都ジェノバはバジルの産地として有名で、バジルを使ったペスト・ジェノベーゼ(バジルのペースト)の発祥の地でもあります。 あわせて読みたい 手打ちショートパスタのトロフィエ、それからじゃがいもといんげんを、ペスト・ジェノベーゼで和えたものがトロフィエ・アル・ペスト、この地の郷土料理です。 今回はこの伝統的な組み合わせに帆立を加えてごちそう感をアップさせた一皿をご紹介します。 まずはトロフィエとペスト・ジェノベーゼのそれぞれの作り方から。 【レシピ】トロフィエ|リグーリア伝統の自家製ショートパスタ 材料(2人分) ・準強力粉、または中力粉 100g・水 50cc・塩 ひとつまみ 作り方 1. 作業台に粉をドーナツ状になるように広げる。 中のくぼみに水を注ぎ塩を加え溶かす。さらに周りの粉を少しずつ混ぜ合わせる。 水分が流れ出ないぐらいになったら全体を合わせてスケッパーでまとめる。 2. 表面がなめらかになるまで5〜10分捏ねる。 3. ラップで包んで30分ほど休ませる。 4. 生地を4等分にして、直径1cmの太さまで細長く伸ばす。( 40cmぐらいの長さになる。)1cm幅に切り分け、転がして4cmの長さに伸ばす。 5. 手のひらを生地の右端に手刀の形で斜めにあて、台を擦るように左下にスライドさせてねじれを作る。(右手の場合) またはスケッパーやヘラなどで同じように形を作る。 6. 打ち粉(あればセモリナ粉)を振ったバットなどに並べる。 メモ ・粉について。写真のイタリア産のパスタ用の粉は輸入食材を多く扱うスーパーで購入しました。グルテン量が近い準強力粉や中力粉でも同じようにお作りいただけます。また細挽きのデュラムセモリナ粉を20〜50%加えると手離れが良くなり、歯切れの良い食感になります。 ・トロフィエの成形の仕方は検索するとプロの方の動画などが見つかりますのでご参考にしてください。   【レシピ】ペスト・ジェノベーゼ|香り高いバジルペースト 材料(2人分) ・バジルの葉 30g  茎は取り除く・松の実 15g・にんにく 1/2片・オリーブオイル 60cc・パルミジャーノ・レッジャーノ 30g すりおろす・塩 小さじ1/4 作り方 材料をかたいものから乳鉢ですり潰します。またはミキサーやフードプロセッサーでなめらかにします。 メモ このバジルのペースト、厳密にはジェノバ産のバジルを使ったものだけがペスト・アッラ・ジェノベーゼ、またはペスト・ジェノベーゼと名乗ることができ、一般的なバジルのペーストはペストと呼ばれています。多めに作って冷凍しておくと便利です。...