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10 件の結果

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    ローゼルのおはなし|2025
    ローゼルのおはなし|2025
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  秋に差し掛かり、本州ではローゼルの収穫の時期を迎えているようです。一方こちら沖縄は毎日30度越えの夏のような気温で、収穫どころかまだまだ大きく成長中のローゼルは、この夏は台風が直撃しなかったこともあり、株によっては2メートル以上の高さに育っているものもあります。  真っ赤に色づいたローゼルの実は、お茶にしたり、ジャムにしたり、塩漬けにしたり、蜂蜜漬けにしたり、その甘酸っぱさを生かしてた、さまざまな活用ができます。 あわせて読みたい  ローゼルは実だけでなく、葉や茎も有効に活用することができます。  茎から外したローゼルの葉を熱湯でサッと湯がくと、緑色だった葉の色が瞬時に褐色に変化します。湯がいたローゼルの葉は、水気を切っておひたしにして食べることができます。ローゼルの葉はビタミンとミネラルが豊富なのだそう。食感はモロヘイヤのようにトロッとしていますが、味は酸味が強めです。個人的には桜餅の桜の葉のような風味も感じます。  真っ赤なローゼルの実同様に、真っ赤な色をしたローゼルの茎。折ろうとしても簡単に折ることもできないくらい強靭なその茎からは、ローゼルの繊維を取り出すことができます。  まず、ローゼルの茎から真っ赤な表皮の部分を剥ぎ取ります。そして、表皮の表面の赤い部分と、うっすらとした緑がかった部分をこそげ落とすようにしごき、白っぽい繊維の部分を取り出します。  取り出した繊維はしっかりと干して乾燥させます。あんなに真っ赤な色をしたローゼルの茎の下に、こんな白い繊維が潜んでいるだなんて驚きです。  沖縄のローゼルの収穫のシーズンはまだまだ先の12月頃なので、今回は繊維をお試し程度に取り出しただけですが、収穫の時期が来たらもっとたくさん繊維を取り出してみようと思います。今がローゼルの旬である地域の皆さん、ローゼルの実だけではなく、葉や茎もぜひ生かしてみてくださいね。 #植物と暮らし / #ローゼル 10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫
    ローゼルのおはなし|2023
    ローゼルのおはなし|2023
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  南国西表島では、今がちょうどローゼルの実収穫の時期です。ローゼルは、エジプト原産のハイビスカスローゼルという植物で、真っ赤に熟した実の外側の部分をお茶などにします。ハイビスカスティーとして一般的によく知られるハイビスカスローゼルは、その名ゆえに、花の部分をお茶にするものだと誤解されがちですが、お茶にするのは花ではなく、種の外側を覆っているガクのような部分です。  わが家のローゼルは15年以上前に、当時わが家の真向かいに住んでいたおばあから譲り受けた種を、毎年毎年継いできたもの。今やこぼれ種で、自然に時期がくると芽が出るまでになりました。  4、5月頃に自然発芽したローゼルは、エジプト原産だけあって、照りつける太陽をものともせず、多少の干ばつもへっちゃらで、夏の強い日差しの中でぐんぐん育ち、秋になると人の身長を超えるくらいの高さまでに成長します。  秋になり涼しくなると、ローゼルの真っ赤な実が次々と実り始めるので、ちょうど良い大きさに育ったローゼルから順次収穫します。その際に、手間はかかるのですが、実を丸ごともぎ取るのではなく、種の外側の部分だけを収穫するようにすると、茎に残された種がやがて黒く熟して土に落ち、また来年自然に芽を出してくれます。  収穫したローゼルの実は、細く裂いてよく洗い、自然乾燥させてお茶にします。乾燥させたローゼルに湯を注ぐと、ハイビスカスティーという名で知られる、酸味のある赤い色のお茶となります。  ローゼルにはお茶以外にも活用法がいくつもあり、塩漬けにして梅干しのように利用したり、シロップにしたり、ジャムにしたりできます。毎年この時期には、友人たちが山のように林檎を送ってくれるので、今が旬のローゼルと合わせて、ローゼル林檎ジャムを作ります。ローゼルだけで作ったジャムは、酸味が強めに仕上がりますが、林檎と合わせることによって酸味が抑えられ、子どもにも人気な美味しいジャムになります。 あわせて読みたい 【レシピ】ローゼル林檎ジャム *分量はローゼルや林檎の量によって変わるので手順のみ載せます。 ◻︎ローゼルを蓋つき土鍋に入れ、蓋をして弱火でゆっくりと加熱する。(水は加えずにローゼルの水気のみで蒸す。) ◻︎ローゼルが柔らかくなったら、ハンドミキサーなどでペースト状にする。(トゲトゲした部分がそのまま残ってしまって、見栄えが悪くならないようにするため。) ◻︎ペースト状にしたローゼルの中に細かく切った林檎を入れる。(ローゼルと林檎の割合は 1:3 くらい。) ◻︎水分は林檎から出るので加えず、弱火で加熱する。 ◻︎林檎が柔らかく煮えたら、きび砂糖をちょうど良い甘さになるまで加える。 ◻︎煮沸消毒した瓶に詰める。  最高に美味しいジャムの組み合わせ、ローゼルと林檎。もしローゼルと林檎が同時に手に入ったならば、ぜひ作ってみて下さいね! #手作りジャム / #ローゼル(11〜12月) / #林檎:りんご(10〜2月) 12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫
    ローゼルのおはなし|2024
    ローゼルのおはなし|2024
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  今年もまた、零れ種から育った庭のハイビスカスローゼルの花が次々と咲き、真っ赤な甘酸っぱい実がたわわに実る時期となりました。 あわせて読みたい  こちらのハイビスカスローゼルの赤い実は、甘酸っぱさと赤い色を生かしてハーブティーやジャムにされることが多いです。でも十数年前にこちらのローゼルの種を、真向かいに住んでいたおばあから譲り受けた時、こんな食べ方も教えてもらっていたのでした。  それは、ローゼルの塩漬け。作り方は至って簡単で、生のローゼルの実を塩漬けするだけ。 教えてくれたおばあは、ローゼルを丸のまま塩漬けにしていましたが、楽をしたい私は、生のローゼルを細かく刻んで塩漬けしています。そうすると、早く漬かるし、料理の時に使いやすいのです。  塩漬けしたローゼルは炊き立てのご飯と混ぜておにぎりに。カリカリ梅のような甘酸っぱさと食感で、とっても美味しいのです。色が鮮やかで綺麗なところも気に入っています。  それから、シリシリしたパパイヤと合わせてソムタムにしても。作り方は、細くすりおろしたパパイヤと、塩漬けローゼルを混ぜるだけなのですが、ツナやナッツがを加えると、より美味しさが増します。ローゼルの酸味があるので、レモン汁や酢は入れる必要がありません。我が家では胡椒の代わりにピパーチの葉を刻んだものを入れて、香りを加えたりします。  ローゼルの赤とピパーチの緑とで、奇しくもクリスマスカラーのソムタムとなりました。 さっぱりしていて美味しく、色もきれいなので、これからの季節、生のローゼルとパパイヤとピパーチが手に入った時は、ぜひ試してみて下さいね!(パパイヤの代わりに大根でも美味しく作れます♪) あわせて読みたい / 蜜蝋のディッピングキャンドル / オーナメントクッキー / ほか 12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫  
    ローゼル塩麹をつくる<span class="blog_title_sub">〜作り方と料理への活用法〜</span>
    ローゼル塩麹をつくる〜作り方と料理への活用法〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 南国・西表島では、12月から1月にかけてがローゼルの収穫時期なのですが、最近では本州でもローゼルが採れるようになってきたとのことで、ちょうど今ごろ収穫の時期を迎えているようです。 鮮やかな赤色と、酸味が特徴のローゼルは、ハイビスカスティーの原料としても知られ、ジャムやハーブティーにして楽しまれることが多いです。 あわせて読みたい そんなローゼルを、毎日の料理に使える調味料に。今回は、ローゼルを塩麹に仕立て、日々の食卓に生かす方法をご紹介したいと思います。 ローゼル塩麹の作り方 材料 ・ローゼル(ガクの部分) 50g・乾燥米麹 100g・塩 30g・水 適量 作り方 1. ローゼルのガクの部分をきれいに水洗いする 2. ローゼルの水気を拭き取り細かく刻む 3. 清潔な容器に塩、米麹、刻んだローゼルを入れる 4. 容器にヒタヒタになるくらいまで水を注ぎ入れる 5. 清潔なスプーンでかき混ぜ全体をなじませる 6. 1週間ほど毎日かき混ぜて発酵させる ポイント、発酵や保存の目安 大切なことは、必ず毎日かき混ぜることです。また、発酵の進み方は気温によって変わるため、西表島の場合は目安は1週間ですが、日数だけで判断せず、状態を確かめながら仕上げてください。白っぽかった麹の色が赤みを帯びた色合いに変わり、ローゼルと麹がなじんだら出来上がりです。 その後は発酵のスピードをゆるやかにするために(西表島は高温多湿なので)冷蔵庫保存しています。そのまま冷蔵庫で一年くらい保存が可能なので、我が家では次の年のローゼルシーズンになるまでに使い切って、ローゼルが収穫できたらまた新しく作る、というサイクルにしています。 ✔︎ ローゼル塩麹の活用法 できあがったローゼル塩麹は、塩麹のうまみとローゼルの酸味を合わせ持つ、日々の料理に活躍する調味料となります。 まずはご飯に混ぜて召し上がれ。鮮やかなローゼル塩麹の赤い色がアクセントになります。おむすびをむすんでも、可愛らしく仕上がります。 ローゼル塩麹はもちろんそのまま使ってもらって構わないのですが、ハンドミキサーなどでペースト状にして、ローゼル塩麹ペーストを作っておくと、とても使い勝手がよいです。 ローゼル塩麹ペーストを餅粉に混ぜると、桃色の餅を作りたい時の天然の着色料として用いることもできます。 あわせて読みたい 塩麹のやさしいうまみにローゼルの酸味が加わると、いつもの料理に新しい風味が生まれます。ほんのりと赤みを帯びた色合いも美しく、野菜や魚、肉など、さまざまな食材と合います。冷凍のブロッコリーを茹でたものにローゼル塩麹ペーストを添えただけでも、彩りがグッと良くなり、美味しくいただけます。 また、野菜や豆類などにローゼル塩麹ペーストを加えて和えるだけで、さっぱりとした一品になります。シンプルに茹でたヒヨコ豆と和えただけでも美味しい一品となりました。オリーブオイルやマヨネーズなどを加えるのもおすすめです。 今が旬のローゼル。ジャムやお茶として楽しむだけでなく、ローゼル塩麹という調味料として日々の料理に取り入れることで、ローゼルの新しい一面と出会ってください。 #植物と暮らし / #ローゼル 【365】 完全天日塩 太陽と職人の力の結晶 カートに追加 10月の読みもの...
    ローゼルピクルスの作り方<span class="blog_title_sub">〜育て方とおいしい食べ方〜</span>
    ローゼルピクルスの作り方〜育て方とおいしい食べ方〜
    たよらこ 連載:植物楽「草や虫と戦わない庭作り」や「循環する暮らし」について発信しているクラシライター:たよらこさん(Instagram)より、植物との楽しい時間をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 「ローゼル」という植物をご存知ですか?鮮やかな赤とぷっくりした可愛い実の形と、酸っぱくてシャキッとした味わいのある不思議な魅力のある子です。 道の駅などで見かけたら、ぜひ手に取ってみてほしいです。 今回は、少量のローゼルでも作れるピクルスの作り方と、育ててみたいと思ったかたのために、育て方のポイントをお伝えします。 あわせて読みたい ローゼルピクルスの作り方 ローゼルを育てている人と、出逢った人しか楽しめない贅沢なご飯のお供です。 材料 ・生ローゼル:10-20個・一緒に漬ける野菜:パプリカ、みょうが、カブなどお好みで 《ピクルス液》・酢(米酢やりんご酢など):1カップ(200ml)・水:1/2カップ(100ml)・砂糖:60g・塩:ひとつまみ・粒胡椒 5つほど・ローリエ 1-2枚 ローゼルの下準備とポイント ・ローゼルは蟻たちに人気なので、洗った後に水に浸けてしばらく置くと安心です ・ヘタの底を切り落として、箸などで種をおし出します ・チクチクとした小さな産毛がありますので、気になるかたは手袋や軍手を着用してください 作り方 1. 野菜を食べやすい大きさに切ります 2. 酢、水、砂糖、塩やスパイスを鍋に入れて中火で加熱して砂糖を溶かします 3. 一煮立ちしたら火を止めて、煮沸した容器に入れたローゼルと野菜に注ぎます 4. 粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、半日-1日ほど漬け込むとピクルスの完成です ローゼルから滲み出た赤で、鮮やかに仕上がりました。 ✔︎ ローゼルの育て方 ローゼル、育ててみませんか。庭がなくても鉢やプランターでも育ちます。 お茶や塩漬け、ジャムなど楽しめるものがたくさんあります。塩漬けをおむすびにしたものも、とっても美味しいです。 ローゼル栽培メモ ・種まきは4月下旬から5月(店頭で見かけることは少ないですが、ネット検索すると出てきますよ) ・種の上に土を薄くかぶせて、湿度を保ちます ・発芽までの日数は早くて1週間、遅いと2週間ほどかかります(焦らずに) ・陽当りがよい場所のほうが実つきがいいです ・大きく育つので、株同士の間隔をあけて育てます ・芽が出て背丈が伸びてきたら支柱をつけます ・鉢やプランターなら表土が乾いたら水を与えますが、地植えなら水やりも肥料も必要なく育ちます。 ローゼルは食用ハイビスカスとも呼ばれています。 赤や黄色、ピンク、オレンジ色などの原色の鮮やかな花色が魅力のハイビスカスは観賞用。 ハイビスカスローゼルは食用の、どちらもアオイ科フヨウ属の植物です。 ローゼルの花はオクラの花と形がよく似ています。朝に咲いた花が1日でしぼんでしまう「一日花(いちじつか)」 で、次から次へと咲くローゼルの花を見るのも、わたしにとって秋の癒しのひとつです。 #植物と暮らし...
    菱餅のおはなし<span class="blog_title_sub">〜沖縄の浜下りと手作り菱餅の楽しみ方〜</span>
    菱餅のおはなし〜沖縄の浜下りと手作り菱餅の楽しみ方〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  旧暦の3月3日は沖縄では浜下り(はまうり)という伝統行事の日。今年は4月19日が旧暦3月3日の浜下りの日でした。特に女性はこの浜下りの日には必ず海浜に出かけて、海の水に手足を浸して身を清め、健康を祈願するようにいわれてきました。 あわせて読みたい  海に出てみると大潮の干潮時のため、普段だったら海の水に覆われているところがずっと先の方まで陸地になっており、どこまでも歩いていけそうなくらいです。  そんな女の子の節句でもある浜下りの日には菱餅を食べなさいと、昔近所のおばぁが手作りの菱餅を作ってくれたことをふと懐かしく思い出しました。 けれども作ってくれたおばぁはもうこの世にはおらず、もう作ってもらうことも、作り方を聞くことも叶いません。なので、なんとか記憶だけを頼りに菱餅を作ってみることにしました。  菱餅の緑の部分はきっと、今の季節に旺盛に生い茂るフーチバ(ヨモギ)だったのだろうと思ったので、庭のフーチバの柔らかな新芽を摘んできて、すり鉢で擦って、そこに餅粉と砂糖と少量の水を加えてこね、まとめました。  菱餅のピンク色の部分は、おそらくおばぁは食紅を使ったのだろうと思われましたが、我が家には食紅のストックがありません。家中を見渡して冷蔵庫に作り置きしておいたローゼル麹を見つけたので、それをすり鉢で擦ったものに、餅粉を足してこねました。 菱餅の白い部分は特に何も加えずに、餅粉と砂糖に少量の水を加えてまとめました。  果たしてローゼル麹でピンク色の餅の色が出せるかどうか、若干の不安を抱えつつも、緑、白、ピンクの順に三段に餅を重ね、バナナの葉で包んで蒸し器で蒸しました。  蒸し上がった三段に重ねた餅は、温かいと包丁で切りにくいと思ったので、葉を開かずに包んだままの状態で一旦冷凍庫で冷やし固めました。 餅が冷えた頃合いで冷凍庫から取り出し、バナナの皮を丁寧に剥がし、包丁で菱形にカットすると‥  心配していたローゼル麹で色付けした餅の部分も、ほのかな優しいピンク色に蒸し上がっており、緑、白、ピンクの三色の、美しい菱餅の出来上がり。  フーチバの香り豊かな草餅の味に、ローゼル麹の甘塩っぱい、何となく桜餅のような風味が加わった、とても美味しい菱餅でした。 作り方が全然違うさぁ!と、もしおばぁが生きていたら怒られてしまうかも知れないけれど、それでもあの日おばぁが作ってくれた菱餅をなんとか再現したかったんだ、と言ったらきっと笑って許してくれたことでしょう。 昔々の浜下りのあの日、手作りの菱餅をわざわざ作って手渡してくれた、おばぁの優しい笑顔を思い出しながら。 #餅菓子 【365】 完全天日塩 こだわりの細かめ粒子の塩 カートに追加 4月の読みもの 4月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、5月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 3月 | 一覧 | 5月 ≫
    自家製ジャム 基本のレシピとアレンジ《7選》<span class="blog_title_sub">〜旬の果物で作る季節の瓶詰め〜</span>
    自家製ジャム 基本のレシピとアレンジ《7選》〜旬の果物で作る季節の瓶詰め〜
    的場シオリ ブログ:編集長のブックマーククラシコサエル編集長:的場シオリ(Instagram)がクラシコサエル編集部で今ホットな商品や記事を、季節と共にお届けします。(過去の連載:週末手土産会議) ▷ 各クラシライターの紹介 四季折々の果物を瓶に閉じこめる手作りジャム。旬の香りと甘みをじっくり引き出す時間もまた、贅沢に感じます。今回は、季節ごとの自家製ジャムの作り方とおすすめのアレンジレシピを7つご紹介します。 レモンのジャム 苺ジャム 文旦やデコポンのジャム 甘夏のマーマレード ルバーブのジャム(アレンジ:ルバーブのクランブルケーキ) ローゼル林檎ジャム 柚子ジャム(アレンジ:柚子ジャムのポークソテー) レモン汁やスパイスで香りを奥深く仕立てたり、果実の形を残したコンフィチュール風に仕上げたりと、自由なアレンジも楽しめるのが魅力です。保存料・添加物を使わない安心の味わいは、自分だけの一瓶を作る喜びをより豊かにしてくれます。 1. レモンのジャムの作り方 最初に取り除いたヘタの部分以外、捨てるところがほとんどありません。丸ごとレモンをいただけるのが魅力のレシピです。 皮もやわらかく、少しほろ苦さもありながら、まろやかで奥行きのある大人の味です。 > 詳しい作り方はこちらから 【96】黒のカトラリー 燕三条製、黒染めステンレス 2. 苺ジャムの作り方 ジャムの定番、苺を使ったレシピです。 > 詳しい作り方はこちらから 木のへら(桜) 暮らしの小木工 3. 文旦やデコポンのジャムの作り方 美味しい果物は皮まで美味しいものです。もはや柑橘においては美味しい皮でジャムを作りたくて旬の果物を買うことも。 クリームチーズとの相性が良いジャム。皮を刻んでいる時間も、無心になれて楽しいですよ。 > 詳しい作り方はこちらから コットンリネンのエプロン 落ち着いたグレージュも 4. 甘夏のマーマレードの作り方 さっぱりした甘さとほんのり感じる苦味が美味しい甘夏をコトコト煮詰め、梅雨空にも負けない爽やかなオレンジカラーのマーマレードに仕上げたレシピのご紹介です。 > 詳しい作り方はこちらから 【天気雨】キャンディースプーン 色遊びを楽しむガラススプーン 5. ルバーブのジャムの作り方...
    秋の収穫のおはなし
    秋の収穫のおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  10月も後半に差し掛かって霜降を迎え、ようやく島も涼しくなってきました。(とはいえ日中の気温は25度程度、まだ十分半袖で過ごせる気候です) それと同時に、さまざまな植物の実たちが赤く熟し始めました。  島のおばあに昔、満月の時は実ものを、新月の時は根ものを収穫すると良いと教わったことがあります。植物の水分だったり栄養分だったりが、満月の時は上に、新月の時は下へと向かうようです。そこで、10月のハンターズムーンと呼ばれる満月の日に合わせて、さまざまな赤い実たちを収穫しました。  まずはコーヒーチェリーと呼ばれる珈琲の実。すべすべした楕円形の実の中にはパーチメントという薄くて丈夫な皮に包まれた状態で、珈琲豆が二つずつ合わさるようにして入っています。 コーヒーチェリーの赤い実の部分は、少し硬いけれど甘いので、食べることもできます。 収穫したコーヒーチェリーの中から、パーチメントに包まれた珈琲豆を取り出して乾燥させます。乾燥させたものがたくさんになったら、パーチメントを外して珈琲の生豆を取り出し、焙煎して珈琲として飲むのが楽しみです。 あわせて読みたい  月桃の実は、まるで葡萄のような フサの状態でたわわに実ります。一年のうちでもこの時期にしか収穫することができないのと、実をつけ終えた月桃は枯れて倒れてしまうので、月桃の実が赤く熟したものから収穫するようにしています。 刈り取った月桃の実はフサから一粒一粒外して、綺麗に洗い、汚れのつきやすいヒダの部分を取り除いたら、天日干しします。お茶にもできるしスパイスにもなる月桃の実。しっかりと乾燥させて瓶で保存しておけば、長い期間保存も効きます。 あわせて読みたい / 月桃のおはなし / 月桃の実のおはなし /  結実しにくいことで有名な熊竹蘭も、今年は台風直撃の被害を免れたためか、珍しくたくさんの赤い実を実らせてくれました。熊竹蘭は月桃とそっくりの姿形をしていて、よほど詳しくないと見分けることが難しいくらいです。村のおばあが、熊竹蘭の葉を月桃のメス、月桃の葉を月桃のオスなどと呼び、「メスの葉っぱの方が葉が大きいからムーチー(餅)を包むのに上等さー」なんて言うように、ほぼ月桃と同じように用いられています。 なのでこちらの熊竹蘭の実も、乾燥させて保存しておき、月桃と同じようにお茶にしていただこうと思います。  本州ではもうすでに真っ赤な実をたわわに実らせていると聞く、ハイビスカスローゼル。我が家のローゼルは、ぐんぐん育って人の背丈を優に越え、ようやく最近になって小さな蕾をつけたところ。赤く色づくまでにはまだまだしばらくかかりそうです。 こちらもやはり台風の被害を受けずに大きく育つことができたので、今年は過去最高レベルの収量が見込めそうです。たくさん収穫できたら、ジャムやお茶や塩漬けにして楽しもうと思っています。 あわせて読みたい  涼しくなり エサとなる虫が少なくなってくる時期に、鳥たちに見つけてもらって、鳥たちに食べてもらって、より遠くに種を運んでもらえるように、秋の果実は赤い色の実へと進化を遂げたと言われます。 珈琲の実、月桃の実、熊竹蘭の実。本州では林檎、そしてローゼル。真っ赤な果実を収穫しながら、長い夏もようやく終わり、秋が来たのだなぁとしみじみと感じています。   10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫  
    器と料理のおはなし<span class="blog_title_sub">〜料理を引き立てる器選びの考え方〜</span>
    器と料理のおはなし〜料理を引き立てる器選びの考え方〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 同じ料理でも、器が変わると景色が変わります。味そのものが変わるわけではないのに、なぜか印象が変わるのです。 私はどちらかと言うと料理が得意な方ではないので、よく器に助けられています。料理上手でなくとも、器の合わせ方に少し気を配るだけで、器が料理を引き立て、美味しそうに見せてくれるのです。 あわせて読みたい ✔︎ 白い器は受け止め上手 器と料理の組み合わせを考えた時、何はともあれ一番合わせやすいのは、白い器との組み合わせです。 沖縄の伝統的な食材である紅芋に豆乳を加えてつくった優しい色合いのポタージュ。色鮮やかなポタージュの紫色を引き立ててくれるのはやはり白い器です。白のキャンバスに絵の具で絵を描くように、白い器は美しい色を美しいまま受け止めてくれます。緑色のアクセントとして沖縄でイーチョーバと呼ばれるハーブのフェンネルを浮かべました。 いくつかの惣菜を一緒に盛る時にも白い器を重宝しています。大きめの平たい白皿に、豆のカレー、ポテトのマスタードシード炒め、ライスを載せ、庭の畑のパクチーを散らして。ごちゃごちゃと見えてしまいがちな一緒盛りの惣菜も、白い器に盛り付けることで、まとまった印象となってくれるので助かります。 もちろん何も考えずに、マドレーヌなどの焼き菓子をぽんっと載せるときにも、赤大根と枝豆を和えたおつまみを少量盛り付ける時にも白い器を。合わせ方を考えなくてもちゃんと料理を包み込んでくれる、白の器は受け止め上手な器です。 ✔︎ 色鮮やかな器は引き立て上手 白の器とは対照的に、色鮮やかな器はパッと料理を引き立ててくれます。 赤瓜とゴーヤと月桃の花の酢漬けを和えただけの簡単なサラダ。シンプルなこちらのサラダですが、コバルトブルーの器に盛ることでコントラストがはっきりして、目にも鮮やかな爽やかな一品に大変身です。 ローゼルの塩漬けとシマナを刻んで混ぜ込んだ、一口大のおにぎりも、青パパイヤとローゼルを和えただけのソムタムも、サッと作れる手間のかからない料理であるにも関わらず、赤い色を引き立ててくれる緑系の色の器を合わせることで、パッと目を引く盛り付けになります。 ✔︎ 土っぽい器は包み込み上手 土っぽさが感じられる、ざらりとした質感の土もの器には、素朴な料理がよく合います。 黒糖で作った沖縄のおやつのサーターアンダギーや、庭で摘んできたセンダングサの葉の天ぷらなど、ハレの日のご馳走ではない普段の一品は、土ものの器に盛り付けることで、器が料理をしっくりと包み込んでくれます。  とはいえ、器と料理の組み合わせに、決まりはありません。この料理にはどの器が合うだろうと、いくつかの器を取り出してみて作った料理と合わせてみる時間も楽しいものです。器と料理との小さな対話、ぜひ楽しんでみてください。 あわせてチェック #器を楽しむ 2月の読みもの 2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 1月 | 一覧 | 3月 ≫
    クバのおはなし
    クバのおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  我が家の庭の敷地の角の道に面した場所に、一本のクバの木が生えています。神様の依代とも言われる神聖なクバですが、我が家の場合は、これも縁だったのでしょうか、ここで暮らし始めた時すでに、クバの木がそこにありました。  そのクバの木は、道に面した場所に生えているために、木が育ち葉が大きくなると道に飛び出るように葉が広がり、道を塞いでしまい車の通行を妨げてしまうのが困りもの。道に飛び出てしまった葉は切り落とすことになるのですが、ある時切り落としたクバの葉を捨てずに生かす方法はないだろうかと思い、島ではどの家にも団扇として身近にある、クバ扇に仕立ててみることにしました。 島ではクバの新芽を使って作られることが多いクバ扇。クバの下の方の葉を使って製作するクバ扇は、仕上がりは硬くなるのですが、むしろそちらの方が風をぐんぐん送ることができて、団扇としては上等でした。そして、このことをきっかけにクバ扇の製作を始めることとなりました。  ただ、クバを扇状に切り取った後には、細い葉がたくさん残ってしまいます。 その細い葉をもうまく活かして何か作れないだろうかと思った時、親しくしている村のおばあの家で、いつも鍋やヤカンを置いて使っているクバの葉の鍋敷の存在を思い出しました。 さっそく「ちょっとだけど貸してね!」と借りてきて見本にしながら、見様見真似で鍋敷きを作ってみたのでした。  それからというもの、クバを刈り取った際にはクバ扇を製作し、残った細いクバの葉からは鍋敷きを作る、という自然なサイクルが生まれました。  そんな、クバの葉の鍋敷づくりなのですが、今回クラシコサエルのワークショップとして、その手技をお伝えできる機会に恵まれました。 クバの鍋敷き作りと島のお茶を愉しむ会  いよいよ島の外に出て、おばあやおじいから教わってきたことを、お伝えできることになりました。鍋敷きづくりの手法のみならず、植物のことや島の暮らしのこと、いろいろとお話ししながら製作できたらと考えています  西表紅茶(ローゼル)とバタフライピーを、島のお茶として ご用意する予定です。 良かったら会いに来てくださいな。   3月の読みもの 3月の食に関すること(レシピ付き記事も)、3月の過ごし方のアイデアや4月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら