[職人]小川 心平

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クラシコサエルオリジナル 無添加調味料ブランド【365】完全天日塩を手掛けてくださった高知県中土佐町の小川さん。

2013年から二年間修業し、1年間の施設準備を経て2016年に独立。
自分の塩は自分のブランドでと決めていらっしゃったとのことでしたが、今回クラシコサエルの思いに共感し、初めて自社商品以外の商品づくりに取り組んでくださりました。

01

自分の塩=久礼の人たちと作った塩

最初はどうしても基準となってしまう師匠の塩。
環境も作り方も違うため、それと比べて味にも結晶サイズにもばらつきがあり苦戦。

そんな中「師匠の塩に近づけるのではなく自分にしか作れない塩をつくろう」と、どういう塩にしたいかと考えたときに久礼(くれ:高知県中土佐にあるカツオの町)の魚のプロに聞きながら、カツオのたたきに合う塩を作ったことが原点となったそうです。

そこから3回ほど作り方を変え、今の結晶のサイズがミックスされている塩に辿り着きました。
結晶をいろんなサイズにすることで様々な食材にマッチするのが最大のポイント。

02

完全天日塩って?

99パーセントが火を使って塩を作っているところ、職人と太陽の力のみで、火を使わずに2か月以上かけて作るのが完全天日塩
工程の始まりから終わりまで太陽光のみで作り上げるため豊富なミネラルを含有し、味もまろやかで別格です。

「その日汲んだ海水をそのまま塩箱に入れて作る」海水を濃縮する工程をしないということは、あまりにも時間がかかりすぎる。
この作り方ができない製塩所が多いなか、広い土地を偶然自治体に借りられたので、この贅沢な塩の作り方ができているといいます。
県唯一の二重構造の施設は製造過程もクリーンで高温を保つことができるそうですが、ほかの施設よりも10度ほど高く、夏は70度にまであがるというので驚きです。

03

塩作りがうまくいかなかった当初「塩の気持ちになる、塩と触れ合う時間を長くもとう。理屈ではなく体感で自分が一番触れあっていないと」と約10日間ハウスに布団を敷いて寝たそうです。笑

数字にならないところを表現して作り上げていく小川さんの塩。
クラシコサエル限定の細かめのパウダーミックスをぜひ味わってみてください。