20歳のころから陶芸教室に通い、大学卒業後3年間のサラリーマン生活を経て学びながら自由に作陶できる多治見市陶磁器意匠研究所に入られたアサ佳さん。埼玉県朝霞市出身なので「アサ佳」という名前で活動されています。
作家活動は日本中どこでもできるけど多治見にいると陶芸の環境も整っているだけでなく同世代はじめ、たくさんの陶芸作家がいるから励みになると。
自宅の一角にツチノネ工房を構えて土(粘土)はイメージ通りに仕上がるよう自分の窯の焼き方に合ったものを探して注文されているそうです。
Are you 18 years old or older?
Sorry, the content of this store can't be seen by a younger audience. Come back when you're older.
穴窯で仕上げた花器の醸し出すオーラに引き込まれ、ついその場で他のものも調べたところ、とても繊細な作品たちに出会うことができました。
時間をかけて丁寧に彫っていくデザインは唯一無二で、海外のバイヤーからもお声がかかるほど。同じ人から生まれたのに器たちの個性が際立っていることが最大の特徴です。
01
作家活動
20歳のころから陶芸教室に通い、大学卒業後3年間のサラリーマン生活を経て学びながら自由に作陶できる多治見市陶磁器意匠研究所に入られたアサ佳さん。埼玉県朝霞市出身なので「アサ佳」という名前で活動されています。
作家活動は日本中どこでもできるけど多治見にいると陶芸の環境も整っているだけでなく同世代はじめ、たくさんの陶芸作家がいるから励みになると。
自宅の一角にツチノネ工房を構えて土(粘土)はイメージ通りに仕上がるよう自分の窯の焼き方に合ったものを探して注文されているそうです。
02
雪輪シリーズ
今回3種類販売している雪輪シリーズは
古くから日本にある模様の雪輪を、そのまま使うのではなく
洋でも和でも使えるよう色で表情をつけられています。
今は光沢よりはマットな紺色を主に作っているとのこと。
03
釉薬の調合
釉薬の調合は銅や鉄、コバルトなどの金属の粉を水に溶くところからご自身で。
テストピースで焼いてみて決まったら、釉薬屋さんにレシピを渡してポットミルというものを使って大量に作ってもらっているそうです。
04
薪の窯の作品
私が引き込まれてしまった花器のこの雰囲気は
電気やガスの窯ではまず出す事はできず
質感や色味は薪の窯特有のもの。
なので必然と一点ものになります。
こちらは大きな窯で数名合わせて一気に焼くので年に数回しかできないそう。
05
作品作りへの思い
最後にアサ佳さんが日々どんな思いで制作されているのか、
お伺いすることができました。
「感動的な音楽や映画を見ている瞬間だけは世間の不安を忘れることも多いですよね。工芸でもそれが可能だと信じています。そんな不安を取り払えるような作品に辿り着きたい、と思いながら日々制作しています。」
06
1985年 埼玉県出身
2008年 建築会社で3年間勤
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2018年 イタリア・ファエンツァ国際陶芸美術館(MIC)へ作品寄贈
2019年 Miss Grand Japan2018・2019 グランプリトロフィー制作
2021年 国際陶磁器展美濃 入選 /国際工芸アワードとやま 入選
2022年 第4回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ 審査員特別賞
現在 岐阜県土岐市で制作