【ワークショップ開催報告】2026年9月26日(土)白木塗の三段重に盛る料理と食卓のしつらえ | 料理家 大久保 香織さん × 松屋漆器店
9月26日、料理家・大久保香織さんと松屋漆器店さんをお迎えし、白木塗の三段重を使ったワークショップを開催しました。
はじめは、大久保香織さんによる料理の実演から。

目の前で食材が切られ、火にかけられ、一皿ずつ料理になっていく様子を、皆さんメモを取りながらじっくりと。
食材の扱い方や味付けはもちろん、重箱に詰めたときの彩りやバランスまで、普段の食卓にも持ち帰りたくなる工夫を教えていただきました。
そして、出来上がったお料理を皆さんで試食。

食事を楽しみながらお話を伺ったのは、この日のために福井県鯖江市からお越しくださった松屋漆器店さんです。
白木の重箱がどのようにつくられているのか。
素材や仕上げのこと、ものづくりの背景、そして重箱を日々の暮らしの中で楽しむこと。
実際の重箱を手にしながら作り手のお話を聞くことで、ものの向こう側にある、人の手や土地、受け継がれてきた仕事までを感じる時間となりました。

お正月のための特別な器と思われがちな重箱ですが、季節の料理を詰めたり、家族のお祝いの日に使ったり。
大切にしまっておくのではなく、もっと自由に暮らしの中で使っていく。
そうして何度も食卓に登場するうちに、少しずつ「わが家の道具」になっていくのかもしれません。
今年のお正月には、この日出会った重箱がそれぞれのご家庭の食卓に並び、また新しい思い出が重なっていく。そんな景色を想像すると、私たちも今から楽しみです。
ご参加くださった皆さま、大久保香織さん、そして遠方よりお越しくださった松屋漆器店さん、ありがとうございました。

クラシコサエルではこれからも、ものを買うだけではなく、その背景を知り、使い、暮らしへとつないでいく時間をつくっていきたいと思います。




