持ちすぎない暮らしの工夫

公開日:2025.10.24
りえ

連載:暮らし日和
りえさん(Instagram)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

私は、ものを持ち過ぎず暮らしに適した量の中で身軽に過ごせたらと思っています。使い切れる量、最低限必要な道具があれば足りる暮らしは、十分満たされているということ。どこに何があるか分からずにもので溢れていて帰りたくない家より、ここにいるのが好きだなと思える家にしたいです。

風通しよく過ごすために気をつけているのは、新たに購入したいものが浮かんだ時に、「2つ以上の使い道があること」をポイントにしてもの選びをすることです。○○専用の道具の良さもあるけれど、併用したり汎用性があるものであれば、所有するものの全体量は自然と少なくなっていくと思っています。
特に、道具で溢れがちな台所のものは、慎重に吟味してから購入するようにしています。

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✔︎ 直火やオーブンで使える保存容器

直火とオーブンで使える保存容器

わが家では、野田琺瑯とIwakiのガラス容器に料理を保存しています。

野田琺瑯は直火調理も可能ということで野菜をゆでたり炒めたりでき、フライパンと同じ働きをしてくれる万能な道具です。冷蔵庫からコンロの上にそのまま移動させて直火で温め直すこともできるので移し替える手間と洗い物を減らしてくれます。

保存容器で焼いたケーキ

また、調理容器としてオーブンに入れればケーキやグラタンを焼いたりすることもできます。

布巾の煮洗いに使えば、琺瑯の内側に付いた汚れも落ちて一石二鳥

布巾の煮洗いに使えば、琺瑯の内側に付いた汚れも落ちて一石二鳥。

大久保公太郎 - 木のへら

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✔︎ 3役をこなすマッシャー

以前購入したステンレスマッシャーもたくさん考えてから購入に至った道具です。実はこれまでずっとフォークの背中を使ってゆでたじゃがいも潰していました。これしかないと思えばなんとかなるもので、数個のじゃがいもであれば特に不便は感じなかったのです。
でも、子どもたちが食べ盛りに入った最近ではフォークだけではどうも追いつかず時間がかかるようになっていました。また、しっかり細かく潰した方が子どもたちはよく食べてくれるというのもあってマッシャーを検討することに。

3役をこなす燕三条製ステンレスマッシャー

見つけたこのマッシャーは食材を潰す作業はもちろん、すくったり盛りつけたりする場面でも使うことができます。道具の内側と外側、両方に使い道がある考え抜かれた形状。子どもたちがお鍋や麺類の具をすくうときにも柄が短くて重宝しています。金物づくりが盛んな新潟県の燕三条市で作られているこの道具は、安心して長く使える道具としてこれからも大切にしていきたいと思っています。

✔︎ 道具を吟味することで、暮らしを豊かに

道具を購入する時には、他にどんな使い道があるかな、と家の中での道具の活躍場面を想像して出番を増やせたらと思っています。あれとこれに使えますよ、と謳われたものだけではない自分の家ならではの使い道が見つかれば、道具への愛着も増していきそう。
出番が増えれば道具も喜ぶだろうなあ、という吟味の積み重ねが適量なものの管理につながり、お気に入りの空間ができあがっていくように思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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