小さなお家、ドールハウスを作る



連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。
自分の家にまつわるものを、自分で作ってみたい。
そう思いながら、築50年の古い自宅の壁を塗ったり、本棚やテーブルを作ったり、タイルを貼ったり、暮らしに必要なものを作ったり、直したりの日々を送っている私たち家族です。
なかなかの力仕事ですし、根気も体力も必要です。
でも作りながら、知識を得ることができたり、より自分たちに合う選択ができたり、いいことがたくさん。
住む家は、のんびり少しずつ出来上がるので、ライフワークとして、ここ数年ゆっくり楽しんできました。
ようやくやっと心地よく過ごせる空間になってきたなと思っています。

✔︎ 小さな家づくりの楽しさを、子どもと一緒に体験してみよう
もっと簡単に、ひと夏で完成する小さなお家、ドールハウスなら、お子さんでも楽しく、憧れのお家を作ることができます。
アトリエに来てくれる子供たちは、はさみやのり、のこぎりの使い方など、一通りの道具や材料に触れた後、ドールハウスを作ります。
木、紙、粘土、それにお菓子の容器や包装紙など、身近な材料も使って、住んでみたいお家を考えるところから。
子供たちのアイディアは本当に豊かで、家の中に池があったり、壁一面の引き出しがあったり、きのこ型の窓があったり!
想像するだけでわくわくしますよね。


たくさんの素材、いろんな道具も使うことができるので、それぞれの扱い方の知識も得られ、なにより憧れのお家が少しずつ出来上がっていくのがとても楽しいんです。
夏休みの自由研究にもおすすめの、ドールハウス作りについてご紹介します。
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2階の床を付けたり、窓やドアを空けてカーテンを付けたり、端材でサイドテーブルを作ったり、お気に入りの絨毯を敷いて、粘土で食事も作って、切手を入れた額縁があれば、素敵な別荘のできあがりです。
夏休みにお子さんと作ってみてはいかがでしょうか。
きっと大人もわくわく夢中になれること、間違いなしです。
ドールハウス作りが楽しめたら、今度は実際に使えるサイズのお家づくりのきっかけにもなるかもしれません。
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