明かりで整える家時間

公開日:2025.06.27
りえ

連載:暮らし日和
りえさん(Instagram)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

天気の悪い日や梅雨時期には、何となく気持ちが下向きになってしまうことがあります。晴れていれば室内は明るく、明るければ電気をつける必要はないし、気持ちも明るく快適に過ごせます。
でも、室内が暗い日だって気持ちよく過ごしたいという気持ちを諦めたくはありません

そこで、「間接照明」という手を使って、家の中に小さい明かりを散りばめてみたら家を今よりもっとお気に入りの空間に仕立てられるのではないかと考えました。

✔︎ わが家の間接照明は3つ

照明と一言で言っても、今やコンセント式のものから充電式まで種類は豊富です。それぞれ家の中のどこに置きたいかイメージしながら選んでみるといいかもしれません。
吊り下げ式のライトは上から注がれる光を楽しめ、スタンド式であれば床置きか、棚の上に置くかなど場所によって光の高さを変える工夫ができます。また、充電式や電池式はコンセントを気にせず好きな場所に明かりをプラスできる手軽さが魅力です。

ちなみに、右端の白いライトは普段寝室用として使っているものです。「○○用」と場所を決めて購入してみたライを試しにいつもと違う場所に置いてみると、新しい使い道が見つかるかもしれません。手持ちの道具で家の中の雰囲気を変えられるのではとてもお得、ガッツポーズがでてしまいます。

✔︎ 明かりを動かしてたのしむ

明るさを感じる場所というのは時間の経過で変わっていきます。家の中では特に、太陽の位置と反対の方角には光が入りづらいものです。暗さを感じる場所に照明を移動してみると、部屋の印象や気分は大きく変えることができそうです。

午前中の時間帯に暗さを感じる廊下収納にライトをセッティングしてみました。かご好きなので、お気に入りの道具が照明の力でいつもと違う雰囲気に見えます。手元が明るいので欲しい道具にもすぐに手が届きます。

東にある台所は午後にスイッチオン。手元がよく見え、あたたかい光に落ち着きます。

✔︎ お気に入りを照らしてたのしむ

照らしたいものの近くに照明を置く楽しさもあります。美術館のスポットライトのようなイメージでしょうか。お気に入りの絵やポスターと組み合わせたり、棚の上のものに合せて光を当ててみたりと、見慣れていた家具や小物のちょっと違った雰囲気が楽しめます。

お気に入りの台所道具を照らして夕飯の下ごしらえを。

ビンやガラス物は明かりに反応して透明感や奥行きを感じるのでとても幻想的です。

いつもの読書や手帳時間にも雰囲気が出ます。また、植物の後ろに置くのもおすすめです。ふわっと背後からの光に包まれた植物の葉が幻想的に浮かび上がってきます。

何気なく水差しにしている大根の葉も陰影がついてインテリアの一部になるかも

✔︎ 明かり同士を繋げてたのしむ

複数の明かりを近くに置くと光に連動性が生まれます。もともと備わっている照明の近くに間接照明をセットしてみました。先ほども台所の写真を挙げてましたが、こちらでは換気扇についている備え付けライトもオンに。並んだ二つの光が広範囲に届くので作業するには十分な明るさです。



明かりを置く場所や置き方を工夫してみると、いつもの家具や見慣れた小物の雰囲気が変わって家の中で新しい楽しみや魅力を発見できるかもしれません。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

#明かりと暮らし

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