赤紫蘇ジュースで夏を迎える。

6月の風が、少し湿り気を帯びてくると、
「そろそろ赤紫蘇の季節だな〜」と、心が動き出すのを実感します。
深い赤紫の葉を両手で抱えると、草いきれのような、どこか懐かしい香りが立ちのぼって、子どもの頃の台所の記憶がふとよみがえったりして。
そんな思い出とともに、今年もわが家では赤紫蘇ジュースを作りました。
作り方はびっくりするほど簡単で、しかもとても美味しい。
家族みんなで飲めるやさしい味。
これを飲むと、いよいよ夏がやってくるんだな〜と実感するんです。
✔︎ 赤紫蘇のうれしい効能
夏の短い期間に収穫される赤紫蘇には、疲労回復、整腸作用、抗酸化作用、むくみの改善など、身体に嬉しい効果がたくさん詰まっています。
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✔︎ 季節を瓶に詰めるということ
忙しい日々の中で、こんなふうに手を動かし、季節のものを瓶に詰めると、なんだか心が整ってくるように感じます。
「今年も梅雨がきたんだな」
「また暑い夏がやって来るんだな」
そんなことを、ぼんやり思いながら。
ジュースは冷蔵庫で2週間ほど保存できます。
古いガラス瓶に詰めて、麻ひもでラベルをつければ、お裾分けにもぴったりです。
手渡すたびに、うれしそうな顔が見られて、それがまた喜びになります。

手づくりの赤紫蘇ジュースは、身体にも心にも、やさしい飲み物。
季節の移ろいを、暮らしの中で感じられる、小さな楽しみのひとつです。
ぜひこの季節に、みなさまの台所でも楽しんでみてくださいね。
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