すっきり心地よい冷蔵庫に
連載:暮らし日和
クラシライター:りえさんのお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。
暮らしの中で当たり前のようにこなしている「家事」ですが、時には億劫に感じることもあります。
特に料理は、自分が疲れていても食欲がいまひとつでもお腹を空かせている家族を思うとキッチンに立たなくてはならない...
そんなときだってあるから、開けた時にちょっと前向きな気持ちになれるような冷蔵庫に整えておきたいと思ってあれこれ試しています。
見やすくシンプルな入れものを
冷蔵庫の中の情報量は、多くし過ぎないようにしたいと思っています。探し物にすっと手が届いたら気持ちがいい。そのために、シンプルで何が入っているか分かりやすい容器を選んでいます。
iwakiの保存容器は、ガラス素材なので冷蔵庫の中に並べていても中身が見やすく、無駄のない見た目なので重ねて置いても冷蔵庫の中がすっきり。保存容器としてだけでなくレンジやオーブン料理にも使えるので、調理後は食卓にそのまま並べると洗い物が少なく済むので助かります。
野田琺瑯は容量が多いものを入れる時に使っています。わがやでは自家製のヨーグルトをいれることが多いです。牛乳パック一本分のヨーグルトがちょうど入ります。こちらはオーブン料理のほかに直火もOK。グラタンを焼いたり、ゼリーを作ったりと何役もこなしてくれる便利なアイテムです。
取りたい人が取りやすい場所に
次女と三女はまだ冷蔵庫上段に手が届きません。
でも、「パンが食べたい」というときには自分で好きなジャムを塗って食べてもらえたらうれしいです。一人でできることが増えたらいいな、と使う人が使いやすい場所にものを置くことにしています。
下の段にいつも置かれているのは、パンに塗るジャムやバター、手作りヨーグルトやぬか床です。どれもここなら届くという場所を定位置にしています。(三女はぬか床職人。野菜を仕込んだり取り出したりしてくれます。寒くなってきたのでそろそろ常温管理でもいいかもしれません。)
ジャム類は大きいケースにまとめると、子どもの手でも引き出しやすく、冷蔵庫の中で迷子になりません。
また、扉裏の収納では100円均一で出会った便利グッズを使っています。開けるたびに動くビンがガタガタと音を立てるので気になっていましたが、ワンタッチで取り付けられる仕切りをつけてうまく固定することができました。使い終わった後に冷蔵庫にしまうときも、スペースが確保されているので入れやすいです。
冷蔵庫内リセットの日
冷蔵庫の掃除はごみ捨ての前日か当日の朝にすることにしています。時間がないときは、空いている棚部分を拭くだけもよし。ほんの1,2分空いているところを拭くだけでも野菜のカス、食材のこびりつきなどで思っている以上に布巾が汚れます。それを見ながら、今週もよく料理したなぁ、と自分をちょっと労ってみたりして...
時間がある日は、冷蔵庫の中に入っているものを一度すべて出して。外せる仕切りや棚があれば水洗いし、アルコール消毒をして拭き上げています。これですっきり。食材をいったんテーブルに出してみると、何が入っていたか確認できるのでフードロスを防ぐ効果もありそうです。
暮らしの中で冷蔵庫を開ける回数が多いのは、毎日料理をする私。
その私が少しでもすっきりしたと思える冷蔵庫にしておけば、いつでも気持ちよく料理できる。
そんな気がしています。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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