週末朝市へ。地場産野菜のピタパンサンド。

2024.09.28
川上 琴美

連載:おやつのじかん
"記憶に残るお母さんのおやつ”。料理教室での経験や、子育てをされる中でのおやつ作りのアイデアやレシピなどをお届けします。

週末の早朝、密かにたのしみにしていることがひとつ。

それが近所で開催されている新鮮野菜の朝市です。

 

朝6時前には会場に出向いてスタンバイ。
朝採れ野菜や果物、平飼いたまごなどが並び始める光景にウキウキしてしまいます。


この日は、梨といちじくとたまご、人参をゲット。


またまた別の日には、たくさんのバジルを購入。
9月に入っても暑い日が続いていたので、バジルペーストを常備しておきたくて作っておきました。

有機栽培や自然栽培のものもあり、生産者さんから直接買える安心感と地元の新鮮なお野菜が食べれる喜び。
”こうやって調理して食べるとうまいよ〜”なんて会話も楽しくて。

人と人との繋がりが希薄になりがちな現代だからこそ、こうして朝市で会話を通してお買い物をする時間が暮らしの中のたのしみになっています。

そして、この方々が大切に作っている野菜を余すことなく調理し残さず食べよう、と感謝の気持ちも自然と湧いてくるのです。

それともうひとつ。
農家さんから直接購入することで暮らしにメリットを与えてくれていることが、、、
それが、不必要なプラスチック包装の負担を減らせるということ♪

地域社会の農業を応援するということだけでなく、プラスチックごみを減らす活動にも繋がる。
日々の買い出し作業もただの作業ではなく、エコな選択をしていると思うとその手間すらも自然と楽しめるようになってきているのを実感しています。

 

さて、今月のおやつのじかんでは、
そんな地場産野菜を使ってピタパンサンドを作りました。

 


【レシピ】ピタパン|二次発酵なし!フライパンで手軽に作れる



材料(6枚分)

・A強力粉 300g
・A砂糖 大さじ1
・Aドライイースト 小さじ1
・ぬるま湯 200cc
・B塩 小さじ1
・Bオリーブオイル 大さじ1



作り方

1 Aの材料をボウルに計り入れる。
(その際お砂糖とイーストを隣同士で計量する。)
 イーストをめがけてぬるま湯も入れる。

2 ヘラで混ぜ、粉気が残るところでBも同じボウルに計り入れる。

3 ひとまとまりになってきたら台の上にだし、手で滑らかになるまで捏ねる。

4 生地を丸め、ボウルに戻したらラップをかけてあたたかいところで発酵させる。
(2倍くらいに大きくなっていればOK)
 冬場は発酵機やレンジの発酵機能(25分〜30分)を使うとスムーズです。


5 発酵が完了したら、3カ所くらいに優しくパンチし、ガス抜き。

6 台の上にだしてスケッパーで6分割。
(生地は引っ張ったり、ちぎったりしないように注意してください)

7 丸め直して、濡れ布巾をかけて10分程休ませる。

8 打ち粉をしながら綿棒で15cmくらいの円に伸ばす。
 一枚ずつクッキングシートにのせておく。


9 フライパンを中火で熱し、生地を一枚ずつ焼いていきます。
 フライ返しでこまめに何度もひっくり返します。

10 ぷくーっと生地が膨らんできたら焼き上がり♪


半分にカットすると中は空洞です。
お好みの具を詰めたらピタパンサンドの完成〜

 

私は、前夜に残ったチキンステーキと地場産野菜のバジルペースト、人参、グリーンリーフ、常備菜で作ってあったキノコのオイル煮を詰め込んでみました。


子どもたちもむしゃむしゃ食べてくれ、にっこりグーサイン。
野菜もしっかり摂れて嬉しいです。

農家さんたちに感謝をしながら噛み締めるのでした♪

是非、お住まいの地域の地場産野菜で作ってみてください。

 

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