リユーザブルバッグ考:ワインバッグ
連載:ファブリック考
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。
スーパーの袋や紙袋、いろいろな「使い捨て袋」の形のまま、布に落とし込めたら楽しいな、という思いつきからスタートする、【リユーザブルバッグ考】。
「使い捨て袋」を考察し、布で作ってみる、という試みです。
第1回目の今回は、紙袋です。
昔から紙袋ってなんとなく好きで、とくに茶色い紙袋の匂いや質感が好きです。底が安定するので、お弁当やケーキ類など、横に倒したくないものを持ち運ぶのに役立つので、ついつい状態の良い紙袋は貯め込んでしまいます。
紙袋をストックしている引き出しがパンパンになってきたので、一旦整理をしなければ、と取り出した様々な大きさの紙袋。

中でも気になったのがワイン専用の長細い紙袋でした。今回はこちらを考察しながら布に落とし込みたいと思います。
まずはこの紙袋を解体してみます。

ヒモを外して、のり付けされた部分をゆっくり剥がし解体すると、

持ち手(ヒモ)、本体、底板、持ち手補強部×2
というパーツに分かれることが判明。
持ち手や底には補強用の厚みのある紙が挟まっています。使用時にどこに重さが加わっているのかが分かりますね。
サイズを測ってみるとこんな感じ。

これを元に布バージョンを作ってみようと思います!
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ワインの持ち運びはもちろん、お花を数本買った時なんかにも活躍してくれそう。

また、トイレットペーパーが縦に3つ入ることが判明したので、こんなふうに口を閉じてストックを入れておくのにも良いかもしれません。
紙袋型のリユーザブルバッグ…、無限の可能性を感じます!
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