ベトナム風スペアリブ

2024.08.29

連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさんより、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。

残暑がまだまだ厳しい毎日ですが、このような暑い時期にお客様をお迎えする時、我が家ではたいていベトナム料理でおもてなしをします。
ベトナム料理は地方によって違いがあるものの、素材を生かした優しい味付けのものが多く、柑橘や香草の爽やかな香りが食欲をそそりますし、野菜もたっぷり取ることができます。胃腸が弱りがちな今の時期にこそ向いているお料理とも言えます。
作る側としては、ベトナム料理は下拵えさえしておけば、直前の調理はシンプルなものが多いのでおもてなしにぴったりなのです。
そんなベトナム料理の中でも夏の食卓におすすめなひと皿をご紹介します。

 


ベトナム風スペアリブ



ベトナムのスペアリブの作り方には下味をつけ、そのままオーブンなどで焼くものもありますが、ベトナム人の友人に教えてもらったこの方法ですと、前日に煮ておけば、当日時間を取られないので助かります。



材料



・骨付き豚ばら肉 700〜800g

(下味)
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ2
・レモングラス みじん切り 大さじ1
・にんにく みじん切り 1片分
・唐辛子 1/2本〜 輪切り
・こしょう 小さじ1

(煮汁)
・グラニュー糖 大さじ6
・水 500ml
・ヌォックマム 大さじ4



作り方

1.豚肉に下味の材料をもみ込み、最低30分置いておく。(一晩がベスト)

2.鍋にグラニュー糖を熱して、焦茶色になったら水、ヌォックマムを加える。


沸騰したら1を入れて、肉が柔らかくなるまで1時間ほど弱火で煮る。
そのまま冷まして、固まった脂は取り除く。

3.煮汁の中で再び温めた豚肉を、高温に熱したオーブン、またはグリルなどで焦げ目がつくまで短時間焼く。煮汁は味をみながら少し煮詰めてたれとして添えても。

 

 

パクチー、ミント、バジル、大葉などの香草やベトナム風なますと一緒にグリーンリーフやサンチュなどで包んでいただくのがおすすめです。


この時期でないと見つけることのできない国産の青パパイヤとイカのサラダも我が家の夏の定番です。


ご参考にしていただければ嬉しいです。

 

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