辰年のファブリックパネル作り

2024.01.09
kae

連載:ファブリック考
1月9日(火)より、隔週火曜日で新連載スタート♪
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。

はじめまして!

今月から隔週火曜日の連載【ファブリック考】をスタートさせていただくことになりました、kaeです。現在は夫と娘の3人でマレーシアに暮らしています。

こちらでは、身のまわりにある布の活用方法、世界の布事情や、初心者さんにもチャレンジしやすいハンドメイドレシピの紹介をしていきたいと思っています。

そんなわたし、布収集が趣味なのですが…

∟集めた布の一部をチラリ

新年あけまして今年は【辰年】ということで、我が家の布箪笥からドラゴン柄の生地を掘り出してきました。

上:doragonista (2012年春夏シーズン柄)
下:dog&dragon (2019年秋冬シーズン柄)

どちらもイギリスはロンドンのリバティファブリック。

LIBERTY

リバティといえば、有名子ども服ブランドでも起用されていたり、ハンカチやポーチなどの小物にも多く展開されているので、ハンドメイドをしない方でも一度は耳に、目にしたことがあるのではないでしょうか?

リバティ=花柄のイメージが強いかもしれませんが、こんなユニークな柄もあるんです。

どちらもシノワズリっぽい雰囲気と、繊細に描かれた生き物が愛らしく、これを服に仕立てたら面白そうと思い気に入って購入したもの。

dog&dragonはエプロンに、dragonistaは娘のズボンを作ったのですが、その時余った小さな端切れも捨てられずに取ってありました。

今日はこちらのdog&dragonの端切れをファブリックパネルに仕立ててみます。
「仕立てる」だなんて大袈裟に言っていますが、生地を切るだけなので、道具はハサミ(またはカッター)のみ。材料もダイソーで揃います。

 

 
材料
・お気に入りの生地
・作りたいサイズのフォトフレーム
・フェルト生地(※)

(※)フェルト生地は無くてもOKですが、生地のズレ防止になるのと、薄い生地の場合は背面の色が影響してしまう場合があるので、入れておくとベター。

フェルトが無ければ、コピー用紙を1枚はさんで紙と生地を両面テープで固定することで透けやズレを防止できます。

 


手順は、フォトフレームに合わせて生地をカットし重ねるだけ。説明もいらないほど、簡単すぎてごめんなさい。


∟フォトフレームは、プラスチックシートの透明フィルムを剥がすのをお忘れなく。

10分もあれば完成しますので、お気に入りの布があればぜひチャレンジしてみてくださいね。


龍のように上昇できる良い一年となるよう願いをこめて、早速玄関に。

旧正月(今年は2月10日)までは、引き続き去年のうさぎのウッドパネルも一緒に飾っておこうと思います。

 

1月の読みもの

1月の食に関すること(レシピ付き記事も)、1月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪

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