キッチンからはじめる脱プラスチック生活。

更新日:2025.05.23 | 公開日:2023.04.08
川上 琴美

連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。

”地球に優しい行動をとりたい"

そんなふうに思うようになったのは、環境問題が年々深刻化しているのを痛感しているから。
豊かで美しい自然や動物たちを守りたいし、子どもたちが生きる未来が今よりずっと素敵な世界であってほしい。

そう願うからこそ、自分ができることを少しずつ小さなことから暮らしを見直しているところです。

✔︎ プラスチックごみを減らす第一歩はキッチンから

わたしが一番意識を変えやすかったのが、キッチンまわりの見直し。
主にプラスチックごみを減らす、脱プラスチックな暮らしです。

今では、エコバッグやエコボトルなど私たちの暮らしに浸透してきていることもやってみたら無理なく簡単に続けられたこと。
ほんの少し意識を変えてみるだけで、できることはたくさんあるんだと感じています。

あわせて読みたい

✔︎ 洗って繰り返し使える蜜蝋ラップの魅力

私がいつもの暮らしに取り入れてみたのは、キッチンの中でも使用頻度の高いラップを蜜蝋ラップに変えたこと。
蜜蝋ラップ、知ってる方も多いかと思いますが、天然素材で作られた洗って繰り返し使えるエコラップです。
コーティングに使われている蜜蝋やホホバオイルには抗菌性と天然の保存性があり、食品が長持ちするというメリットもあるんだそう。
おにぎりやサンドウィッチを包んだり、お皿やボウル、保存容器などの蓋として使用しています。

最近ではお洒落なデザインのものも増えていますし、好みの布と蜜蝋ビーズを使って作る
自分だけのオリジナル蜜蝋ラップなんかもあるようで私も今度作ってみたいと思っているところです♪

✔︎ プラスチックを減らすためにわが家で取り入れたアイテムたち

他にも、

1 子供用の食器はプラスチック製品は使わず木製のものをチョイス。

今では陶器の器も使いこなせる年頃になりましたが、小さな頃は木製の器が大活躍でした。軽くて持ち運びにも便利なのでキャンプの時にも使っています。

2 シリコン製のフードバッグ。

チャック付の保存袋はプラスチックごみになりやすい為、繰り返し使えるフードバッグを使っています。食品の下ごしらえや残った野菜や果物を保存しておくのに便利なんです。

3 シリコン製フードカバーはボウルや器のラップ代わりに。

蜜蝋ラップだと電子レンジの使用ができないため、レンジでチンしたい食材の時はフードカバーを使っています。

4 天然材質で作られた見た目も可愛いエコブラシ。

ブラシの部分は100%天然植物繊維で持ち手部分が竹製のブラシです。ポリウレタンやナイロンの台所スポンジはマイクロプラスチックの原因になる為、できる限りエコブラシを使うようにしています。シンクに置いておいてもおしゃれにみえるのもいいところ。

✔︎ 自然素材を暮らしに取り入れる心地よさ

プラスチックを減らす意識を持つようになって思うことは、暮らしに自然素材のものが増えることで、見た目はもちろんのこと気持ちも心地よくなっていくのを実感しています。
生活用品を買う普段の買い物から、プラスチック製品を選ばないという選択もひとつの工夫。

「買い物は未来への投票」という言葉を初めて耳にした時、自分の中ですごく納得したんです。

プラスチックごみが私たちの生活や健康、そして地球環境に深刻な影響を与えていること、見て見ぬフリはできないなと思うんです。

私たち大人世代がこれからの子どもたちが生きていく未来を壊さないように。

大きなアクションは起こせないけれど、小さなことからコツコツと今私にできることを続けていきたいなって思います。

4月の読みもの

4月の食に関すること(レシピ付き記事も)、4月の過ごし方のアイデアや5月の準備などの記事をお楽しみください♪

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