ヒヤシンスの水栽培で感じる春

2023.03.10
なこ

連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。

一月は往ぬる、二月は逃げる、三月は去る。
ばたばたしているうちに新年度はすぐそこですね。
新しい年度にあれこれ、始めたいこともたくさんあるでしょうか。

来年度の予定のひとつにヒヤシンスの水栽培を入れてみませんか?
温度管理はやや神経を使いますが、室内で土を使わずにこれほど植物の成長を手軽に感じられる育て方はないのではないでしょうか…

興味のある方はスタートは冬になりますが、花は春を感じ始める時期にきれいに咲きます。
簡単に写真を添えて育て方をメモするのでよかったら参考にしてくださいね。

 
始まりは昨年末の冬のこと。
ヒヤシンスの水栽培をはじめました。

最初は球根に冬の寒さを擬似体験させる「春化処理」から。
暗くて涼しい場所で1か月ほど放置する工程です。
寒い冬を土の中で過ごし、暖かい春に花を咲かせるヒヤシンスの性質を利用します。

春化処理が終わったらいよいよ水栽培!球根の底を水に浸しはじめて10日ほどで、みるみる根が出て芽が出てきました。

 
あとは根っこの先が浸る程度に調整しながら5日置きくらいに水換えを行うだけ♫ 


温度管理だけはすこし注意
で、日当たりは良いながらできるだけ寒い場所で。

ヒヤシンスの生育温度は20度以下
根が5cm以上になれば明るい場所に出すのは良いのですが、暖房の効いた室内などは適していません。


うまくいくと2番花をいまくらいの時期に楽しめる、ヒヤシンスの水栽培。

お家で感じる春、興味のある方はまた育てはじめの時期に一筆書かせていただければと思うので来年度の予定に頭の片隅に置いておいてくださいね。

 



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