寒がりな私の冬の相棒。
連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。
我が家に石油ストーブがやってきて二年目の冬を迎えました。
冬はぬくぬくあったかい部屋でのんびり過ごしたい。
キャンプのときや災害時にも使えるし。
と、いろんな理由をつけて、子どもたちが大きくなってきたタイミングで石油ストーブを買いました。
我が家のストーブは「TOYOTOMI」の対流型石油ストーブ。
どこか懐かしいレトロな佇まいに惹かれて決めました。
それまで床暖房とエアコンで乗り越えてきましたが、ストーブが我が家にきてからはそのじんわり優しい独特な暖かさに感動。
赤く灯された炎の効果も相まって、心までほっこりするんです。
最大のメリットは、ストーブのうえが調理場になるということ。
ストーブの上でお湯を沸かしたり煮込み料理に使ってみたりと、この時期にしか味わえない暮らしの楽しみかたが増えたのも嬉しいことのひとつです。
家族の大好物の牛頰肉の赤ワイン煮込みなんかは、材料をストウブ鍋に入れておき、あとは食事の時間になるまで弱火にしたストーブの上でほったらかし。
おでんやポトフもストーブの上での定番料理となっています。
ストーブに張り付くように離れない犬たちの姿もまた癒し。
猫のようにストーブの前でくつろぐ我が家の犬たち。
この光景を見ると、いよいよ冬も本番だ〜なんて思います。
私も犬たちにまじってストーブから離れられず、真っ赤に灯された炎をぼーっと眺めながらのんびり過ごしたり。
冬のお家時間をぐんと心地よいものにしてくれる。
寒がりな私の冬の暮らしを支えてもらっています。