【料理家たちの夏とアペロ】井上 朋子さん:鱧の春巻き
クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】
人気料理家 7名による夏とアペロの楽しみ方を、レシピとともにバトン形式でご紹介します。
(※アペロ:夕食の前に食前酒を楽しむフランスの習慣のこと。)
2人目は井上 朋子さん(@ tomo_224)。
現在はレクサス尼崎2階サロンにて自身もレッスンする他、シェフを招いてのレッスンや多種多様なイベントなど、様々な分野で活躍中。(プロフィール詳細は最後に)
① 夏のお楽しみ
冷房の効いたサロンでレッスンしている私の夏のお楽しみは、
帰宅して熱めのシャワーを浴びた後の、よく冷やしたスパークリングワイン、夏のこの瞬間が最高に美味しいと感じます。
一息ついたら、お料理を始めて近所の友人たちをアペロに誘います。
② 料理家的、今年の夏のトレンド
昨年からサロンでも開催頂いている発酵料理教室。
糀を自ら作る友人もいて、発酵が身近に感じられるようになりました。少しづつ、自らも発酵調味料を作成していて、この夏、魚醤や豆板醤が完成するので、それを使ってお料理するのが楽しみです。
それと暑い時期には大好きなピリッとしたスパイス。
この夏は発酵とスパイスを効かせたお料理を皆様にレクチャー出来そうです。
③ アペロのテーマ
近所に住む友人達を誘ってのアペロは、何日も前からの約束ではなく、仕事の合間の突然の召集。
できるだけ来ていただく人にも気遣いなく、私にもやさしくがテーマ。
30分くらいでささっと作れるものとチーズや乾き物で肩肘張らず、友人達とのこの時間が何よりの楽しみです。
④ 夏のアペロを愉しむレシピ
【鱧の春巻き】
材料(4本分)
鱧 1本
茗荷 3本
大葉 4枚
刻み奈良漬 大さじ2
梅干し 2個
みりん 小1
春巻きの皮
ピメント塩(バルセロナで購入したもの)
作り方
①鱧は5センチ長さくらいにカットする。茗荷は細切りに。奈良漬は粗く刻んでおく。梅干しは種を外し、包丁で叩き、みりんを加えて合わせておく
②鍋に水を入れ、お酒を加え沸騰したら、①の鱧をさっと湯引きにして冷水に取る。ぎゅっと絞って水分をしっかり取っておく。
③春巻きの皮の上に、②の鱧を皮を上にして置き、2本は大葉、茗荷、刻み奈良漬を乗せて巻く。巻止まりは小麦粉を水で溶いた糊で止める。後の2本は梅干しを同様に、鱧、大葉、茗荷、梅干しで巻く。
④160度の油に③を入れ強火で薄くキツネ色になるまで揚げる
⑤味は付いてますが、お好みでスパイス塩(山椒塩)添えて、酢橘を絞って。
井上 朋子(@tomo_224)『エコール 辻 大阪』『コルドンブルー 神戸校』や海外などで幅広く料理を学ぶ。2015年より芦屋にて木箱に詰めたケータリングを始め、17年より料理教室を主宰。 現在はレクサス尼崎2階サロンにて自身もレッスンする他、シェフを招いてのレッスンや多種多様なイベントなど、様々な分野で活躍中。 |
いかがでしたか?
クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】
人気料理家たちの夏とアペロの楽しみ方をレシピとともに参考にしながら、暑さをしのぎつつ、気持ちよく過ごせますよう。
次回は3人目、荒木 典子さん(@aranoric)にバトンをつなぎます。
お楽しみに♪
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