【暮らしをコサエル台所】eps.7 中平英莉さん
Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】
今回は総勢50名でバトンを繋ぎます!
7人目は中平英莉さん(@kohiki_)です。
① 台所作りのこだわり
朝起きて台所に直行しお水を飲んで、季節の果物を切って器に盛る。
器との相性が良いと惚れ惚れした気持ちになり、果物が体に染み渡り目が覚めていくのを感じます。
気分が沈んだ朝も明るい気持ちになっていきます。
台所は気持ちも体も前に進ませてくれる場所。
生きる中心のような存在です。
台所もリビングに飾った絵や寝室のファブリック等と色やデザイン、質感が調和するように部屋全体でのコーディネートをしています。
お気に入りの家具と絵画やお花との合わせのように、台所も道具や食材との合わせを楽しんでいます。
② 台所にいる時間のマイルール
食材・切り方や火の入り方・器・盛りつけ、それらのバランスが良いと美しさに心が満たされます。
料理と飲み物との相性が良いと恍惚。
グラスの口当たりが良いと更にいい。
台所にいる時間は幸せな時間の準備の時。
なので、最初の一杯目のビールは料理をしながら台所で。
できた料理に合わせてワインや日本酒を楽しむ。
なるべく控えめに。
台所ではご機嫌でいるのが一番です。
③ お気に入りの器や調理器具
相棒はふたつの土鍋です。
ひとつ目は伊賀の土楽窯の土鍋。
優れもので空焚きし鍋をあたためられるので油を使った調理ができます。
遠赤外線効果で美味しくなる上に、来客時など鍋ごと食卓に運び蓋をあけると盛り上がります。
ふたつ目はご飯専用にしている光藤佐さんの作品です。
炊飯時間が短縮、光藤さんの土鍋なら飾ってもきれいですし、炊飯器を手放し空間もすっきり。
狭小の住宅での慌ただしい都会の暮らしにピッタリなアイテムだと思っています。
何より、デジタルな時代に火加減を見ながらご飯を炊く、そんな行為が一人前になった気持ちにさせてくれます。
④ ささっと作れる箸休め
暑い季節、器は、少し古いタイの安南焼の色絵が気分です。
小山冨士夫さんの箱書きがあり背景にロマンが感じられる器です。
そこに盛るのなら潔く真っ白な大根を塩揉みにして。
器の熱帯的な雰囲気に日本的な清々しさが加わります。
大根の塩揉みはそのままでもきれいで美味しいですが、切り方を変えたり、青のりやじゃこを和えたりアレンジの幅が広いです。
中平英莉(@kohiki_)東京在住。一人暮らし。 |
【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回はりえさん(@ri___wa12)にたすきをつなぎます。
お楽しみに♫
\TODAY'S PICK UP ITEM/ |