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    8 件の結果
    ハーブ香るリースと、虫との暮らし<span class="blog_title_sub">〜ローズマリーと季節の植物を束ねるリース作り〜</span>
    ハーブ香るリースと、虫との暮らし〜ローズマリーと季節の植物を束ねるリース作り〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  緑がいっそう濃くなり、湿度を感じてじっとりと汗をかく日が増えてきました。ふと足元を見ると、畑の草の茎のところどころに、1㎝くらいの泡のかたまりが付いています。あっちにも、こっちにも。調べてみると、アワフキムシの幼虫が中にいるそう。ここで泡に守られて、成虫になるんだと思うと、神秘的なゆりかごに思えてきます。  私はと言えば、教習所に通い始めたり、ぶどう農家さんのお手伝いを始めたり、山梨に移住して10カ月、少しずつ地域との関わりが深くなっているなと実感しています。瑞々しい季節に、植物と一緒にゆっくり根っこを張っていきたいです。 ✔︎ 初夏の庭で育つローズマリー  そんな中で気になり始めたのが、庭や畑で元気に育つハーブのことでした。畑のローズマリーは、大家さんが何年も前に植えたそうです。幹は太くてたくさんの枝分かれ、先月小さなブルーの花を咲かせて、今年も暑さに負けずモリモリ育っています。この立派なローズマリーを生かした香りのリースを作ってみたくなりました。香りの強いリースには、天然の防虫効果も期待できます。 あわせて読みたい ✔︎ 虫との暮らしを考える  というのも先日のこと。脱衣所に出た瞬間に、出会ってしまったのです。一番恐れていたあの虫に。もちろん、田舎暮らしに虫との共存は避けられない課題だと思っていますし、虫は苦手ではないのですが、なるべくなら家の中で出会いたくないのが、ムカデなのです。脱衣所の入口で、しばらく固まってしまいました。その時は、なんとか対処しましたが、このまま彼らの大好きなじめじめシーズンを迎えるのはいけないと思い直し、虫対策をすることにしました。 ただ、自宅には子供も猫もいるので、強い防虫剤は使いたくない。そこで考えたのは、ハーブを使った虫対策です。香りもいいので、ちょっと湿度の増すこの季節、爽やかに感じられて気持ちがいいです。動物には危険なハーブもあるので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。 ✔︎ ローズマリーと季節の植物を束ねる”香りのリース”  香りの強いハーブを丸く束ねてリースにします。今回は畑で大きく育ったローズマリーを選びました。スパイシーで爽やかな香りが、湿度の多い時期に気分を変えてくれます。玄関や軒下に下げておくと、開けたときに香りを楽しめたり、虫を遠ざけたりしてくれます。 ローズマリーの他にも、ペパーミント、ラベンダー、タイム、など、香りが強い植物はたくさんあります。ただし、動物がいる家では、これらのハーブは、間違えて食べてしまったり、香りを嗅いだだけでも体調を崩してしまうものがあります。私の自宅では猫が生活する室内ではなく、玄関外にリースをかけることにしました。 リース台は、冬のリースを解いて再利用したり、藤つるや葛で、冬の間に作っておいたものを使います。リース台は劣化しないので、繰り返し使えます。私は今回、葛でかごを編んだ時に余ったつるを輪にしておいたものを使いました。(葛つるで作るかごについてはこちら) 香りのリースの作り方 ・ローズマリーはリースを作る一日前に摘んで、逆さまにして室内の動物が入れないところにかけておきます。こうすると程よく水分が抜けて、形よく作りやすくなります。今回は、畑のオリーブ、麦、シロタエギクも色どりにするために摘んでみました。 ・まずはじめに、植物をだいたい同じ長さに切りそろえておきます。 ・リース台の上方に、リースを下げるための麻紐を結わえます。だいたいリース7周分の麻紐を束ねておいて、先を左下に結びます。 ・準備ができたら、麻紐を使って、植物をリース台にきつく巻きつけていきます。植物は乾くと痩せるので、このとききつく紐を手前に引きながら巻いていきます。 ・一周して、終わりの麻紐をリース台にしっかりと結べば、リースの完成です。 ・出来上がってすぐは、植物が柔らかく垂れやすいので、1~2日ほど平らに寝かせて乾かし、植物の葉先まで乾いたら、立ててかけます。  余った植物は、シンプルに束ねてスワッグにして軒下にかけてみました。風が香りを運んでくれそうです。細かく残ったローズマリーなどのハーブは、小さな巾着に入れて、衣類の引き出しに入れておくと、虫を避けたり、開けたときに良い香りを楽しめます。  田舎暮らしをはじめて思うのは、地球には、人間だけが暮らしているわけではないということ。鳥、虫、獣、草木、微生物、そして人間、それぞれが良い関係で一緒に暮らしていくにはどうしたらいいのか。簡単に他者を追い出すのではなく。でも我慢するのでもなく。お互いに、譲り譲られながら、良いバランスで共に暮らしていきたいと思っています。私ができる小さな試みを、今日も楽しみながら、たまに失敗もしながら、続けていきたいです。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    身近な自然素材で作る、クリスマスリース<span class="blog_title_sub">〜環境にもやさしい冬の飾りのアイデア〜</span>
    身近な自然素材で作る、クリスマスリース〜環境にもやさしい冬の飾りのアイデア〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 お花屋さんの豪華な材料も魅力的だけれど、足元の植物たちが宝物になる、そう気が付いたのは、リースを作り始めたことがきっかけでした。 秋が深まって、自然の中で過ごすのが気持ちの良い季節の楽しみは、リース作りです。 この季節は、公園で拾える木の実や松ぼっくり、枯れ始めの草木の造形が面白くて、それらをくるくる束ねて輪にするだけなのですが、これが面白いのです。 束ねている間も、部屋に飾った後も、森の中のような香り、室内にいても外の気配を感じることができて心地よいです。 いつもの道路の脇で、河原で、子供と遊びに行った公園で、出会った自然の素材、ベランダや庭で育った素材をリースやスワッグにします。 こんな場所にこんな植物が生えている、とか、植物がドライになる過程でどんな風に変わっていくのか、とか、ドライにするのに向いている草木が分かったり。毎年発見があります。 作り始めたころは、ワイヤーやグルーガンで素材を留めて作っていましたが、楽しんだ後にどうしてもゴミが出てしまいます。 せっかく見つけた自然素材で作るのだから、土に還したい。 そう思ってからは、細い麻ひもだけ留めることにしました。 作っている間は、猫にご用心! たくさん飾ってよく乾いたリースの草木は、麻紐をほどいてそのまま庭に蒔くと、霜よけになり、その後は栄養になり、ふかふかの土になります。 植物の恵みをいただいて、楽しませてもらった後は、お返しする。 蒔いた木の実が新しい芽を出すこともあって、そんな時は贈り物をもらったように嬉しいです。 ラムズイヤーとススキ、風草などふわふわ白系のリース。シャリンバイや錆びた銅色のシランの葉で作る、黒系のリース。庭のユーカリやミモザ、シラカシの葉でグリーン系のリース。 たくさん作りますが、必ず作るのは野いばらの赤い実と針葉樹の枝を入れて作る、赤と緑の対比のクリスマスリースです。 これはダイニングテーブルから一番よく見える壁に掛けます。 真ん中にキャンドルを立てて、ゆらゆらする植物のシルエットを楽しむのもいいものです。忙しい日々の合間に、こんなぬくもりの時間を、自分のために包むのもいいかもしれません。 今年のクリスマスのリースはどんな風に作ってどんな風に飾ろうか、今日も足元の木の実や草木を眺めながら歩いています。 #手仕事を楽しむ / #サステナブルな暮らし 11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 10月 | 一覧 | 12月 ≫
    たんぽぽの綿毛でリースを作る<span class="blog_title_sub">〜春の野草で楽しむナチュラルクラフト〜</span>
    たんぽぽの綿毛でリースを作る〜春の野草で楽しむナチュラルクラフト〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  三寒四温、行ったり来たりの季節を感じながら、4月を迎え、清明となりました。足元を見ると、オオイヌノフグリ、ナズナ、カラスノエンドウ、小さな花があちこちに咲き始めて嬉しい季節です。地面に顔を近づけてまじまじと覗き込んでみると、小人になって散歩しているような気持ちになりますね。  住宅街の小さな庭にも、新一年生のような新芽が出て、花が咲き始めました。毎年出る球根も、秋に植えた球根も、ひとつずつ顔を出して、寒かった冬が終わろうとしています。  「くらしの図工室」というこの連載を始めて2年になりました。スタートしてからしばらくは、ドキドキしながら締め切りを迎えていましたが、文章を書く生活に少しずつ馴染んで、普段の暮らしの中で楽しみを見つけながら、伝えたいことを言葉にして拾い集める作業が、なかなか難しくも面白いなぁと感じています。いつもお付き合い下さりありがとうございます。 プレミアムひまわりオイル 《PR》無農薬栽培の熟成種でできています カートに追加\送料無料/ ✔︎ たんぽぽの生命力と綿毛のひみつ|リース作りにも使える自然の変化  春の草花は大好きなものがたくさんありますが、寒い空気の中で地面にくっ付くように黄色い花を付けるたんぽぽを見つけると、春が来たんだなと嬉しくなります。気温とともに、首を長くして、葉が延びて、花が増えて、季節が進むとどんどん姿がたくましく変わっていきます。  開花後のたんぽぽは、一度茎を低く倒して花を閉じますが、徐々に綿毛を膨らませながら、ふたたび茎をのばして、綿毛がきれいに丸く膨らんだころには、茎を高くすっとのばして遠くに種を飛ばします。実は綿毛を作る変化は、茎を切って、根から離れても、たんぽぽ自身の蓄えている水分とエネルギーで行うことができるのです。子供が摘んで遊んで、そのまま公園に置いていかれたタンポポが、数日後しっかり綿毛になっているのを見たことがありませんか。子孫を残すための、たんぽぽの植物としての能力にびっくりします。春だけのお楽しみ、この生命力いっぱいの綿毛を使ってリースを作ってみました。茎をしっかり固定するために針と糸を使っています。 あわせて読みたい 【作り方】たんぽぽの綿毛リース|自然素材でつくる春のナチュラルクラフト 材料と道具 ・たんぽぽ(開花後閉じた状態のもの) 19個・リース台 (今回は18cmくらい)・縫い針・手縫い糸 白 作り方 準備:リース台に壁掛け用の麻紐を結んでおきます。 1.たんぽぽは花の下3cmくらいでカットします。また、咲き終わった花がらが付いている場合は除きます。(スポッと抜けるのが気持ちいいんです)取れない時は無理に引っ張らず、そのまま落ちるのを待ちます。 2.リース台の周りに、外向き、内向きの順に並べてみます。 3.一度たんぽぽをリース台から離して置き、7時の位置に糸を結びます。 4.一つ目のたんぽぽに糸を通します。茎は柔らかいので刺しても抜けてしまうことがあります。なるべく茎の上の方、厚みのある部分に針を刺します。 5.たんぽぽの花の角度を決めながら、茎をしっかり押さえてリース台に糸を巻きつけていきます。内向き、外向き、と交互に反時計回りに止めていくのがポイントです。※右利きの場合です。左利きの方は4時の位置からスタートして、時計回りに留めていきます。 6.途中で糸が足りなくなったら結んで、また糸を結んで再開します。 巻いてきた糸に結んでいるところ 7.1周したら最初の糸にひっかけて結び、終わります。 8.そのまま平らに置いておけば、数日かけて徐々に綿毛が開いていきます。 ✔︎ たんぽぽの綿毛リースをきれいに楽しむポイント  ひとつずつ綿毛に変わっていく変化はとてもドラマチックです。リースを見るたびに違った表情が見られて、たんぽぽの生命力を感じます。すべての綿毛が開いたら完成です。そっと壁に掛けます。なるべくエアコンなどの風の当たらないところに掛けておけば、綿毛は飛ばず、ふわふわのリースを室内で長く楽しむことができます。どうぞお試しください。  4月はご自身や家族の新しい環境がスタートする方もいらっしゃるかと思います。皆様にとって、希望いっぱいの4月になりますように、願っています。3年目の「くらしの図工室」も、どうぞよろしくお願いいたします。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 4月の読みもの 4月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、5月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 3月 |...
    夏のグリーンリース作り<span class="blog_title_sub">〜庭の剪定枝や自然素材で楽しむリースの作り方〜</span>
    夏のグリーンリース作り〜庭の剪定枝や自然素材で楽しむリースの作り方〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  遅い梅雨入りをした今年の東京です。私の住む国分寺市では、ブルーベリーの農園があちこちにあって、そろそろ旬を迎えます。新鮮なブルーベリーは香りも高く、本当に美味しいです。今年は子どもたちと摘み取り体験にいけたらいいなと思っています。  7月の庭と言えば、去年調子の悪かった庭のぶどう(甲斐路)が青い実をつけてくれて、プランターで育てている藍の葉っぱが育っています。赤ちゃんカマキリが生まれたようで、小さなカマキリくんを所々で見かけます。庭の番人として活躍してくれているでしょうか。広々した日当たりの良い庭に憧れますが、住宅街の小さな庭でも、頑張って日々成長する植物や虫に、喜びをもらっています。  毎年夏には、勢いよく延びた植物の剪定も兼ねて、夏の緑をもりもり使ってグリーンリースを作ります。以前の記事で、冬の手仕事、森のリース作りについて書かせていただきました。 あわせて読みたい ✔︎ 身近な自然素材で作る、クリスマスリース✔︎ 【ワークショップ開催報告】 森のクリスマスリース作り  冬は庭の針葉樹や拾った木の実で、暖かなリースを毎年作っています。ある年、夏の生き生きした剪定枝がもったいなくて、ただ束ねるところから始まったのが夏のリース作りです。これからやってくる暑い日々ですが、室内に涼しげなグリーンがあることで、ちょっと爽やかな気分になりますし、太陽をいっぱいに受けた植物のたくましさ、瑞々しさも感じられます。  リースと言っても、ワイヤーを使わず、すべて麻ひもでくくります。野にあるように、ふんわりと「草の輪」のような自然なリースを作れたら、と思いながら手を動かしています。   楽しんだ後は、麻ひもをほどいて乾燥した植物を、ふたたび庭へ還します。この乾燥した植物は、パラパラと簡単に細かくなり、後によい腐葉土となり、栄養になります。藤つるで作ったリース台は、草をほどいた後、何度も繰り返し使うことができます。毎年夏と冬、これを循環するリースと呼んで、小さな試みを楽しんでいます。   【作り方】植物を使ったリース作りのコツ 1,ドライに向く植物を選ぶこと2,しっかりと麻ひもを引いて固定すること      植物には乾くとすぐに葉が縮んでしまうもの、色が黒ずんでしまうものがあります。ドライに向く植物とは、乾いても葉が比較的開いているもの、色が保たれるもの、を言います。もちろん、ドライに向く植物も、時間とともに徐々にセピア色へ変化していくものが多いのですが、その変化を楽しむ余韻があるということです。  自宅の庭で育てているものでは、ユーカリ、ミモザ、アナベルなど。これをメインに、ラムズイヤー、ローズマリーなどをアクセントにしたりします。どの植物も、手に入りやすく、育てやすく、毎年どんどん大きく成長するので、リースを作るのにお勧めです。身近に剪定をしているお家や業者さんがあったら、頂けないかと声を掛けてみると、案外快く譲ってくれたりもします。生花店で手に入るものもあります。   アナベルをドライにする方法 私が毎年行う、アナベルのドライの方法をご紹介します。 アナベル(西洋あじさい)は、咲き始めは白い花、徐々に乾燥して、ライムグリーンへ変化します。色が変わり、触るとカサカサしていたら完成です。     夏のグリーンリースで、今年の夏を少しでも爽やかに過ごせたらと思います。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 7月の読みもの 7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、8月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 6月 | 一覧 | 8月 ≫...
    小鳥のための、ピーナッツリースを作る<span class="blog_title_sub">〜暮らしの空間に野鳥を呼ぶナチュラルクラフト〜</span>
    小鳥のための、ピーナッツリースを作る〜暮らしの空間に野鳥を呼ぶナチュラルクラフト〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  子供のころから、家の窓の向こうが森だったらどんなにいいだろう、と思っていました。小学生のころは、ごく普通の団地の子供部屋から、結婚してからはアパートの掃き出し窓から、外の道路や民家を眺めては、そんな憧れをもっていました。きっと毎日気持ちいいに違いないと。実際に森の中に住んでいたら、湿気が多かったり、植物や虫や動物との境目のない共同生活になるわけで、それはもう理想とは違った大変さもあるだろうと想像します。でもやっぱり、今でも素敵だなと思っています。  東京郊外の現在の自宅の裏は、広い植木の農園になっていて、大きな杉や松や山茶花がたくさん植えてありました。幸運にも森のような眺めの窓のある住まいに住むことが叶い、毎朝東側の窓のカーテンを開ける楽しみができました。 ∟ 4月のアトリエ兼リビングより  裏には小鳥がたくさん来て朝早くから鳴いているので、ひまわりの種を庭に置いてみたら、主にシジュウカラが食べに来ます。まずは農園の高い木にとまって自宅の庭を遠くからうかがって、大丈夫そうだと分かると、徐々に近づいてきます。たいていは夫婦つがいで来て、1羽が危ないことがないか確認している間に、もう1羽が餌を取りに来るように見えます。なんて仲が良くて賢いのだろうと思います。 ✔︎ ピーナッツリースで暮らしの空間に野鳥を呼ぼう ∟ こちらはサングラスが特徴、肉食のモズ  穀物を好むシジュウカラは、庭に呼びやすい小鳥。食事をする可愛らしい姿をゆっくり見るには、ピーナッツリースを掛けるのがおすすめです。ピーナッツの旬は秋(9月~11月ごろ)ですが、乾燥させて長期保存が可能な食物なので旬の後の時期でも手に入りやすいですし、また、ピーナッツリースは森に餌が少なくなる12〜3月頃の楽しみです。(節分にピーナッツをまく地域もありますね。)作り方はワイヤーに、穴を開けておいた殻付きピーナッツを通すだけ。 ピーナッツバターセット 国産落花生を愉しむ カートに追加\送料無料/ ピーナッツの両側についばみやすいように穴を開けておくと、リースにつかまって、穴から少しずつくちばしで掘り出して食べる様子が見られます。しばし見惚れてしまう可愛さです。驚かさないように、そっとカーテンの陰から見守ります。 【作り方】ピーナッツリース|簡単にできる小鳥の集まる庭づくり 材料 ・殻付きピーナッツ・ステンレスワイヤー 太さ1mmくらいのもの 道具 ・ペンチまたはやっとこ・きり 作り方 1、殻付きピーナッツの両端を、ペンチややっとこで少しだけ割る。 2,殻付きピーナッツの真ん中にキリで穴を開ける。 3,ワイヤーを通して、丸くくくるとできあがり。リボンを結ぶかどうかは、完全に人間の好みです。 ✔︎ ピーナッツリースを設置する場所のポイント  なるべく人の頭より高い場所で、なおかつ行き来の少ない場所にかけるのがお勧めです。高い庭木の枝先や、ベランダの、人の出入りのない場所などです。小鳥が見つけてくれるまでは、根気よく待つしかありませんが、ひとたび見つけてもらえば、ひっきりなしにやってくるようになります。 ✔︎ 住宅街にも、小さな庭にも、変化する環境にも。きっと野鳥はやってきます  ここまで読んで、うちは住宅街だから野鳥なんて、と諦めないでください。実は街には意外とたくさんの野鳥が住んでいます。裏が農園でなくても、森や公園のない住宅街でも、小鳥はやってきます。小鳥にとっての天敵は大きな鳥なので、人の近くは安全だと思っているようなのです。しかし、冬は餌となる虫や植物が少ないので、小鳥にとっては、食べ物と水があって、ちょっとした休憩が取れる場所は貴重です。以前住んでいたマンションのベランダでは、米粒をトレーに入れておいたらスズメが食べに来ていました。小さな庭でももちろん大丈夫です。待っていれば、きっと来てくれると思います。 実は少し前から、自宅の裏の農園では、大きな木が切られ、工事が始まりました。窓からの眺めは日々変化していますが、そこに訪れていた生き物たちの居場所が少しでも受け継がれるようにと、今年も庭にピーナッツリースをかけました。  森の中に住む夢は諦めきれないけれど、小さな生き物と関わっていると、森の中にいるような気持ちになれます。冬の間の、小鳥の休憩所を開いてみませんか。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 2月の読みもの 2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪...
    板から作る、家族の黒板
    板から作る、家族の黒板
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  駆け足で通り過ぎていく春を見送って、新緑が眩しい季節、立夏を迎えました。 庭の柚子の木の新芽が出て、アゲハチョウが行ったり来たり飛んでいます。柔らかな新芽はアゲハの幼虫の大好物なのです。杏の木はおそらく今年は大豊作の予感。6月頃に収穫です。去年は数個しか採れなかったのに、年によって違いがあるのが不思議です。何を作ろうか、それとも贅沢に生でいただこうか、楽しみに成長を見守っています。 2月に作ったピーナッツリースを食べに来ていたシジュウカラは、ベランダに設置したバードハウスで巣作りを始めました。小さな庭の小さな命の循環を確かめている、5月です。 さて、新生活が始まってひと月ですね。暮らしの変化に対応すべく、それぞれが頑張っている日々、お子さんのいる家庭はなおさら忙しい時期だと思います。我が家も3人の子供たちの支度や宿題、お手紙のチェック、保護者会や引き取り訓練、次から次へとやってくるハードルをぴょーんと飛び越えて、たまにつまづいたりもしながら走っているところです。 WACCA LETTER SET 《PR》菫色、和紙のレターセット カートに追加 先日アトリエの子供クラスで作った黒板が、子供の毎日のルーティーンの確認に便利かもしれないと気付き、実践してみることにしました。書いたり消したり、チェックを入れたり、ぱっと目で見て分かるのが、とても良い感じです。   【作り方】板と塗料だけで作れる黒板|家族の予定共有に 材料と道具 ・ベニヤ板・枠にするための板材・黒板塗料 ・刷毛・木工用ボンド 作り方 1,ベニヤ板に刷毛で黒板塗料を塗る。溜まりが無いように、でも擦れないようにするのがポイント。 2,乾いたらベニヤ板の周りに枠にする板材を、木工用ボンドで貼り付ける。 3,ボンドが乾いたら完成。 塗るだけで黒板になってしまう黒板塗料、色々なカラーが出ているので、気に入ったもので作れるのも楽しいです。 ✔︎ 暮らしの中で役立つ、黒板の使い方のアイデア 子供たちにとっては学校でしか触れない黒板ですが、小さなマイ黒板ができあがるととても嬉しそうでした。子供の毎日のルーティーンの確認や家族の予定共有に役立ちそうです。何度でも書き直せるので便利です。 アトリエではイベントの時に置く看板も、黒板塗料を塗って作っています 忙しい日々ですが、工夫しながら楽しみながら、5月の清々しい季節を過ごしていけたらいいですね。   5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫  
    灯りを楽しむキャンドル作り
    灯りを楽しむキャンドル作り
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 庭の萩が黄色く黄葉して、万両の実が赤く色づいてきました。毎年藍染めをするために、種を継いでプランターで育てている藍は、この時期そろそろ種の収穫です。ところが、藍の種を狙っているのは私だけではありません。庭にやってくるネズミの大好物でもあるのです。気付くと茎の先の種がたくさん付いているところが、切り取ったように無くなっています。しかも、まだ若い種には見向きもせず、しっかり熟していよいよ収穫という種を狙っているのです。本当に賢い。今年も私とネズミ、どちらが多く採れるか競争です。 日が短くなってきたので、夕方の一息タイムにキャンドルの火を灯しながらコーヒーを淹れたり、リースを編んだりするのが、最近の楽しみです。去年、アトリエの子供たちとキャンドルを作ったのがとても楽しかったので、こちらでご紹介させてください。クレヨンで色付けした、カラフルなろうのチップが、ベースのろうから透けて見えて、とても綺麗です。ベースのろうは、白いままだとより透けやすく、ほんのり色を付けても、幻想的な灯りです。木の端材と枝、アルミ板で、キャンドルスタンドも作りました。   手作りキャンドルの作り方 材料・ろうそく(お仏壇用など何でも)・油性クレヨン 道具・ステンレスボウル大・ステンレスボウル小・割りばし・紙コップ 作り方 1,まずはろうのチップを作ります。ステンレスボウル大に水を張って、ステンレスボウル小にろうそくを入れ、大の中に小を入れ、二重にして湯煎にかけます。  小ボウルにろうそくが入らない場合は、ろうそくを折ります。  この時中の芯まで切れないように気を付けてくださいね。 2,ろうは沸点が低いので、割とすぐに溶け始めます。  溶けたら中の芯を割りばしで取り出して、なるべくまっすぐにして乾かしておきます。 3,溶けたろうに、クレヨンをカッターで削って入れます。  割りばしで混ぜて、好みの色にします。  混色もできます。 4,アルミカップに流しいれて冷まします。  固まったら指で割り、ろうのチップの出来上がり。 5,紙コップの底に穴を空けて芯を通しておきます。  芯が紙コップの真ん中に来るように指で押さえたまま、ろうのチップを入れます。 6,ベースのろうを作ります。もう一度ろうを湯煎で溶かし、熱いうちに、先ほどチップを入れておいた紙コップへ流し込みます。  冷めてろうが固まったら、紙コップを破いてキャンドルを取り出します。  長すぎる芯は、はさみで切り、出来上がり。  灯すときは、金属や陶器の皿などの上で灯してください。   アトリエの子供たちが作ったキャンドルです。芯はできればもう少し中心を通った方がいいですが、これでも大丈夫。 12月は空気が澄んで、木も草も徐々にモノトーンへ向かう景色が、大好きな季節です。11月に続いて今月のクラシコサエル合言葉は#ぬくもりを包む日 ですね。たくさん作れたら、大切な方へ、灯りのプレゼントもいいなと思います。キャンドルを灯して過ごす時間が、じんわりと心を温めてくれます。    
    あたたかな色、どんぐり染め
    あたたかな色、どんぐり染め
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  暑かった夏が終わりに近づき、ようやく心地よい秋風が吹くようになりました。私の住む東京都国分寺市には、あちらこちらに栗の農園があります。この時期のお楽しみは、直売所に並ぶ栗です。ツヤツヤ採れたての栗が買えるのは、ここに住んでいる特権だなぁと思います。これから涼しくなって、美味しいものやお出かけが楽しい季節がやってきます。そして、私にとっては秋から冬は手仕事シーズン!自然の恵みをたくさんいただいて、庭に出て染色や木工、リース作り、服作り、ハーブを収穫したり、庭のリフォームと、やりたいことが目白押しです。  さて10月は、ベストシーズンのくぬぎのどんぐりを使って、あたたかな生成り色を染める方法をご紹介します。 ∟ 自作の帽子、リネンスカート、綿ハンカチを染めました あわせて読みたい  雑木林に行かなくても、街中の公園でも、どんぐりは意外とたくさん拾えたりします。くぬぎのどんぐりは染液がよく取れるので、染色にとてもおすすめです。実は丸くて、カクト(どんぐりの帽子)はもじゃもじゃ。葉は長くギザギザしています。探してみてください。 《方法》どんぐり染め 材料 ・くぬぎのどんぐりとカクト(どんぐりの帽子) 染めたい布の倍の重さ・布 ※シルク、ウール→そのまま染められます  綿、麻→下地染めをします・焼きミョウバン(薬局やスーパーで買えます) 染めたい布の約10%の重さ 下地染めの方法 1、新品の布は一度中性洗剤で洗って乾かし、糊を落とします2、無調整豆乳1Lをたらいに入れて、布を浸します  布の内側まで豆乳が行き届くように、何度かたらいの中で押します  ひたひたに浸かるように、豆乳が足りなければ、水を足してもよいです3、洗わずに洗濯機で脱水し、干します 道具 ・どんぐりが入る鍋 1つ・布が泳ぐサイズの鍋やたらい 2つ・ゴム手袋・漉し布(さらしなど) 手順 1、どんぐりは、拾ったらざぶんと軽く水洗いして、泥を落とします 2、染める日の前の晩、どんぐりをバケツなどに入れて水に浸しておきます 3、浸した水が茶色くなっていることを確認して、浸していた水ごと鍋にあけます  20分ほど火にかけて1番液を作ります 4、大きめの鍋やたらいに漉し布を紐などで縛って固定して、一番染液を漉します。 5、同じ要領で、もう一度先ほどのどんぐりを新しい水を入れた鍋で煮て、2番染液を取り、同様に3番染液を取って4に合わせます 6、布が泳ぐくらいの染液が取れたらOKです 7、別の鍋にお湯を沸かして、焼きミョウバンを入れます  たらいを使う場合は、ミョウバンが溶けたら、たらいにあけておきます  これが、アルミ媒染液です 8、染めたい布は、一度濡らして絞ります  アルミ媒染液→どんぐり染液→アルミ媒染液→どんぐり染液→アルミ媒染液  と順に、浸して回して絞るを繰り返します  徐々に色が入っていきます  好みの色になったら、最後はアルミ媒染液で終えて、よく水ですすぎ、乾かします 自然からいただく色は、うつろいやすく、そのままでは布に定着しません。媒染という作業が必要です。染めてからも、日差しによって退色しますし、色移りもあるかもしれません。既製品のように、ムラなく染めるのもコツが要ります。それでも、使ううちに変化して馴染んでいき、使う人だけの唯一の表情になっていくのが、植物染めの一番の魅力だなぁと思います。あたたかな生成りのような色に染めてみてはいかがでしょう。 #染め物と暮らし 10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫