毎年祖父母と信楽へ干支の置物を選びに行っていた楽しさから、大学で陶芸を専攻しました。
平面に絵を描いていた所から陶芸という立体造形になり、立体を表現するにあたって学生の頃はどこへ向かって良いかわからず、不明のままとりあえず制作していましたね。
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器にあるのは、クラシカルでコミカルな動物や植物たち。
伊賀の夫婦窯「naomitu pottery(現 尚光窯)」から見える、山々、田畑、草木、空の広さ風や水の流れる景色の間と広がりが取り入れられた、美味しい食べ物がより映える器を作る吉村 尚子さんのバックグラウンドとは。
01
子供の頃から絵を描くことが好きでした
毎年祖父母と信楽へ干支の置物を選びに行っていた楽しさから、大学で陶芸を専攻しました。
平面に絵を描いていた所から陶芸という立体造形になり、立体を表現するにあたって学生の頃はどこへ向かって良いかわからず、不明のままとりあえず制作していましたね。
02
伊賀という場所
工房を持った伊賀は、伊賀焼の盛んな地域で身近に陶芸を見て学ぶことのできる場所。
先人や先輩方の作品、力強く伸びやかで柔らかい土の扱いや自由で繊細な表現を身近に感じられる良い環境です。
ここで窯を開くにあたって、どんな器を作ろうかと考えました。
これまでの作品を見返して、気に入っていたモノと、これは自分でも謎だなとゆうモノを分けていると、絵を入れた作品の方が表現しやすく制作も楽しめていたと思い、そこから絵付けのものへとなり現在に至ります。
03
作品の特徴
絵付けのものを中心に器や花器、立体の制作しています。
主に調合した顔料である紺色の呉須や、顔料で色を付けた後銅板用の針で掻き落しをや象嵌を施します。
クラシカルでコミカルな動物や植物を掻き落しながら工房から見る、山々、田畑、草木、空の広さ風や水の流れる景色の間と広がりを取り入れたいと構図を考えております。
成型方法は様々で轆轤をひくものや手びねり型を作るもの、タタラ板で作るもの等、形によって変えています。
少しづつでも自分の中で新しいものを作っていく余裕を作りたいなと思っています。
04
2005年 大阪芸術大学修士課程修了個展・グループ展など
2020年 現在の工房へ引っ越しました。
この家に簡易竈(かまど)があるので復活させて煮炊きもして楽しみたいです。