[作家]長岡 皐月

Sold Out
【長岡 皐月】中鉢
¥3,300
【長岡 皐月】小鉢
¥2,750
【長岡 皐月】皿(小)
¥1,650
【長岡 皐月】皿(中)
¥2,200
【長岡 皐月】皿(大)
¥3,300

「土を練り 形をつくり 炎の力を借り心を込めて ひとつひとつを手作り
 どの作品も 眺めてよし 使ってよし」

 月工房をはじめたとき、この言葉を掲げて作陶をスタートした。

01

「土を練り」

土は刻々と変「土を練り」わる。
土を練ることにより、土との対話が始まる。
どんな土か、どうなりたいのか、今はよくて、いつが嫌なのか、面白さや奥深さを感じる。

02

「形をつくり」

自然界のものにインスピレーションを感じている。
町中に近い場所とはいえ、春になれば鶯やカエルの鳴き声が聞こえる。
新しい葉が一斉に芽吹き、山の香りが風にのって漂う。
夏には蝉の声、台風が近づいてくると何ともいえない風の匂いも感じられる。
秋には山に咲く金木犀の香りがどことなく漂い、虫の音色も絶えることがない。
冬は雪を見ることはほとんどないが、寒さはとても厳しく、冷たい風が吹き寄せる。
木々や生きもが春をじっと待っている。
寝息を感じる。

そんな自然豊かな工房の周りの環境に影響を受け、日々流れる生活や散歩しているときなど、目に映る景色や葉っぱ、花、海などの色味や形が作品へとつながる。

03

「炎の力を借り」

電気窯を使っているため、自分で設定した温度、むらし、時間で焼き上げることができる。
とは言え、炎は炎。
自分の思い通りにはいかない。
炎のご機嫌をうかがいながら、炎の力を借りる。

自分が想像した焼き上がりとは違う場合もあるため、窯から出すときは、いつもドキドキする。
思っていたのとは違っていても、それがまた新しい発見だったりもする。

炎の中をくぐり抜けた作品たちが、どんな姿で、どんな顔をして出てきてくれるのだろうか、楽しくてたまらない。

04

なぜ陶芸にたどり着いたのか

私は、もともと、ものづくりが大好きで、洋裁、アートフラワー、手描き友禅など、短大時代に勉強もしてきた。
手づくり物の器やガラス細工などが好きで、当時、人からの紹介で陶芸に出会う。
そのとき、テーブルの上を自分の作品でいっぱいにしたいという思いになった。

今、思えば、今まで作ってきたものは、先生に習いはしても最後まで自分で作ることができた。
でも、陶芸は教室で習っていると形づくりまで、最後まで自分一人で作ることができなかった。
作品を乾燥させて窯で焼くなど、一番大事なところは教室の先生。
他人任せだった。
自分で窯を持ち、最初から最後まで自分でやりたい…と思い、独立した。

今はまだまだゆっくり作陶をして行く。

05

長岡 皐月

高知県出身
1999年 陶芸教室に通い始める。
2007年 陶芸教室の助手として働く
2009年 独立 月工房開設 
2011年 高知県立山田養護学校非常勤教職員(教員補助)として陶芸の授業の補助

現在は高知市福祉協議会より依頼を受け、陶芸教室を月5回開催。

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