モノを作ることは子供の頃から好きでした。
最初は食べることが好きで、そこから食の器を作ってみたいと思うようになりました。
高校を卒業してからのことです。
わたしは生まれが京都、幼少期に父の転勤で千葉、6歳から兵庫です。
専門校の友人達が奈良市内で住居兼工房をシェアしていましたが、程なくして誰も使わなくなり自分が間借りしていました。
もっと郊外で作陶したいと工房を探していたところ、たまたま結婚のタイミングと同時期に今の住居兼工房が見つかりこの場所を拠点とすることにしました。
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奥様の発酵料理教室の写真を拝見したのが、叶谷さんとの器の出会いでした。
料理そのものが素敵なのはもちろん、その器がそれをさらに美味しそうに見せていることがすぐにわかりました。
文章を読み進めると、器はご主人が作られたとのこと。
その存在感はご夫婦の関係をカタチにしているかのよう。
お互いが魅力を引き出しあっている、そんな美しさがそこにあります。
叶谷真一郎さんとはどんな考えで器作りをされる方なのか、その背景も併せてご紹介します。
01
陶芸を始めたきっかけ
モノを作ることは子供の頃から好きでした。
最初は食べることが好きで、そこから食の器を作ってみたいと思うようになりました。
高校を卒業してからのことです。
わたしは生まれが京都、幼少期に父の転勤で千葉、6歳から兵庫です。
専門校の友人達が奈良市内で住居兼工房をシェアしていましたが、程なくして誰も使わなくなり自分が間借りしていました。
もっと郊外で作陶したいと工房を探していたところ、たまたま結婚のタイミングと同時期に今の住居兼工房が見つかりこの場所を拠点とすることにしました。
02
作品へのこだわり
あまり作りこむことを好みません。
料理との調和を考えて作るようにしています。
先ず料理が目に入って欲しいのです。料理が主、器が従で。
器の個性が強すぎると盛った時にどちらも主張し合ってうるさく見えてしまいます。もちろん使う側の感性(力量次第)ってことになりますが。
03
これからのこと
古いものをもっと勉強していきたいです。
それを自分の器に反映させていきたい。
古いものが持つ、独特の美が自分の美意識にとても合います。
04
感性を刺激すること
美術館へ行くのが好きなので、特に陶芸に限らず常にチェックしています。
骨董屋などにも足を運び、実際に手にとって感性を刺激するという感じです。
沢山のものを若い頃から見てきました。
好きだったので。
05
1971年 京都長岡京市に生まれる。
1998年 京都伝統工芸専門学校卒業後、窯元で陶工
2002年 奈良で独立
2007年 現在の自宅兼工房へ窯移築。
2009年 個展やイベント等、活動開始する。