【作家】濱田 光紀

ご夫婦で伊賀の「naomitu pottery(現 尚光窯)」を持つこととなった経緯とは。
先入観を持たず、そのときに作りたいものを作る。
変化する作風が特徴の濱田 光紀さんのバックグラウンドです。

01

陶芸のきっかけは…

約20年近くサラリーマン生活をしていましたが、自分ひとりで何か完結出来るような手仕事がしたくて、思い切って30代半ばで会社を退職。

とは言っても具体的に「何をする?」かを決めていた訳ではなかったので、ここから模索する日々が続きました。

そんな中、地元の中心市街地活性化事業の一環で“市街地の空き家を活用したまちづくり”というようなプロジェクトに有志で参加することになります。

02

有志で集まったプロジェクトのメンバーにはフリーライター、ウェブデザイナー、カフェオーナー、主婦等々様々な分野の方々が沢山いて、その中の1人が陶芸家の吉村尚子さんでした。

「陶芸」は気になったものの、この時点では時間も心にも余裕がありませんでした。

その後、僕はプロジェクトにおけるリーダーとなり、忙しく駆け回りながら月日が経ちました。

そしてようやくプロジェクトが落ち着き、余裕が出てきた頃。

気になっていた「陶芸」を見たいと、吉村さんの工房にお邪魔することにしました。

いろいろな話を聞き、作業などを見せてもらってるうちに、どんどん引き込まれていきました。

しばらくはアシスタント的なことを行っていましたが「自分でもやってみたい」「陶芸を教えて欲しい」と吉村さんにお願いしたところ心よく引き受けてもらい師事、僕の陶芸家としてのスタートを切りました。

03

窯元・作家としての活動

勉強期間も含め2年位過ぎた2010年、
吉村さんと僕の工房「naomitu pottery(現 尚光窯)」を立ち上げ、築窯。

ここから自分名義でも個展やグループ展、窯元名義での陶器市やクラフトフェアへの出店などを行っていくことになります。

私事ですが、師弟関係から2012年には結婚し夫婦となり2020年に伊賀市内に古民家を購入し、工房も移転しました。

04

作品の特徴とこだわり

色釉薬を使った釉彩が特徴で、普段使いの器を中心に制作しています。

轆轤、タタラ、手捻り等、成形方法は様々です。

元々、陶芸に関わる、例えば芸大とか専門校や研究所などで勉強した事もなく、ましてや芸術・美術とは無縁の世界にいました。

そのため先入観が無いのがある意味取柄であり、また、御幣を招く表現になりますが、ベースとなるものはあるものの、決まった作風というものは無く、その時に作りたいものをつくるという変化をしていくのが、こだわりなのかも知れません。

05

濱田 光紀(@mituworks

1970年 三重県伊賀市生まれ
2008年 陶芸作家 吉村尚子氏に師事
2010年 三重県伊賀市にて尚光窯(naomitu pottery) 築窯
2020年 同伊賀市内にて工房移転地元伊賀を中心に活動中陶器市やクラフトフェア、個展・グループ展など多数

【濱田光紀】オーバル皿
¥4,400